日本初のXTC開催！社会起業家必見のスタートアップコンテスト

日本初開催！社会起業家の祭典「XTC JAPAN」

2020年、持続可能な開発目標（SDGs）をテーマにした世界最大のスタートアップ・コンテスト「エクストリーム・テック・チャレンジ（XTC）」が日本で初めて開催されます。このイベントは、国連が採択した17のSDGsに基づき、テクノロジーを駆使して世界が直面する様々な課題を解決しようとする起業家に焦点を当てています。毎年、世界中から送られるエントリーは6,000社以上にのぼり、その中から選ばれた企業は440億円以上の資金調達に成功しています。

XTC日本予選の魅力

日本初の予選が行われるこのイベントでは、特に注目される2社がシード権を得て、2020年6月にパリで行われる決勝戦へと進出します。書類審査を突破した10社は、全国のスタートアップ企業の中から厳選されており、特に資金調達に成功した企業が集まる予定です。これにより、優れたビジネスモデルやアイデアを持つスタートアップが国際的な舞台で新たな一歩を踏み出すチャンスを得ます。

特別講演者の芳川裕誠氏

日本を代表する起業家として知られる芳川裕誠氏が、特別講演の講師に選ばれました。彼は「日本と米国の両方で成長を遂げた企業の作り方」をテーマにして講演し、特にシリコンバレーでの経験を基にした自己成長の道のりや、両市場での成功に必要な戦略について語ります。

芳川氏は2009年にアメリカに移住し、2011年にTreasure Dataを創業。その後、同社は急成長を遂げ、2018年には約6億ドルで英Arm社に買収されました。彼の経験から、参加者は国際的な視点を持ったビジネス展開や、資金調達を実現するためのヒントを得ることができるでしょう。

日本のソーシャルインパクト投資の現状

特別講演の一環として、XTCの事務局からは「世界のインパクト投資市場の現状とこれから」も取り上げられます。最近、ソーシャルインパクト企業への関心が高まりを見せ、国内外の投資家も注目していますが、日本の市場は依然として成長のスピードが緩やかです。今後、このイベントを通じて、新たな協力関係やビジネスチャンスが生まれることが期待されています。