MYCITY、データプロジェクトに選定
2020-08-07 17:09:18
MYCITYが東京都のデータ利活用プロジェクトに選定され、新しいオフィス環境の革新を促進
MYCITYが東京都のデータ利活用実証プロジェクトに選定
株式会社MYCITYは、東京都が主導する「データ利活用実証プロジェクト」に選ばれたことを発表しました。このプロジェクトは、「スマート東京実施戦略」に基づき、社会課題の解決や都民生活の向上を目指しています。MYCITYはオフィス向けのIoTソリューションを展開する企業で、特に本プロジェクトにおいては、感染症対策を中心としたオフィス環境の改善に貢献します。
MYCITYのビジョンと提供するサービス
MYCITYは、「都市とあなたをつなぐ」というビジョンのもと、独自のオフィス向けIoTサービスを提供しています。『floor analytics』では、座席の稼働情報を解析してオフィス空間の最適化を図ります。また、位置情報データに基づく『MyPlace』は、企業の働き方改革を促進します。さらに、コワーキングスペース『point 0 marunouchi』の企画・運営も行い、柔軟で快適な働き方を提言しています。
データ利活用実証プロジェクトの概要
このプロジェクトでは、今後、官民連携データプラットフォームを整備し、さまざまなデータを活用した新しいサービスの開発が促進されます。今年度内には、行政や民間が持つデータを有効活用するための基盤が整う予定です。MYCITYはこの取り組みに含まれ、市民や企業にとって価値ある成果をもたらすことが期待されています。
MYCITYのイニシアチブ
MYCITYが担当するプロジェクトのテーマは「3密回避・混雑回避」です。具体的には、「オフィスの疎密可視化・接触履歴による感染症抑制とビル・エリアスケールとの相関モデル構築」として実施されます。このプロジェクトでは、フロア、ビル、エリアの3つのスケールで混雑状況を可視化し、それぞれの影響因子と対策を特定します。
4社(MYCITY、野村不動産、森ビル、東急不動産)が協力し、効果的なモデルを構築することで、オフィス利用者の感染拡大を防ぐことが目指されています。具体的には、各スケールにおける混雑の影響を把握し、適切な回避策を講じる仕組みを整えます。
新たなオフィス環境の実現へ
MYCITYは、今後の実施に向けて自社のオンラインオフィスサービス『MyPlace』を活用します。このサービスはオフィス環境や働き方を改善するためのツールを提供し、感染症対策だけでなく、日常の業務効率化にも寄与します。
MYCITYが展開する新たな取り組みは、テクノロジーの力を借りて、より安全で快適なオフィス環境を実現するための確かなステップとなるでしょう。テクノロジーの進化を背景に、将来的にはさらなるビジネスチャンスが拓かれることが期待されています。東京都のプロジェクトは、社会的課題の解決へとつながる風味のあるものとなりそうです。
会社情報
- 会社名
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株式会社ELEMENTS
- 住所
- 東京都千代田区丸の内2-5-1丸の内二丁目ビル4F
- 電話番号
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