生まれ変わった校舎
2022-04-12 11:20:36

約40年の時を経て新たに生まれ変わったRIVERBANK TANOKAMI STATION

約40年の時を経て新たに生まれ変わったRIVERBANK TANOKAMI STATION



鹿児島県南九州市の元川辺中学校跡地に新たにオープンした「RIVERBANK TANOKAMI STATION」。この施設は、昭和58年(1983年)まで地域の子どもたちの学び舎でありましたが、約40年の間、使われることのなかった校舎が、地域の「食」と「働き方」にフォーカスした新しい活動拠点として生まれ変わりました。

新しい拠点の背景と目的


RIVERBANK TANOKAMI STATIONは、一般社団法人リバーバンクによってプロデュースされています。この団体は、2010年より続いているフェスティバル「GOOD NEIGHBORS JAMBOREE」を運営しており、地域の魅力を発信し続けてきました。新しい施設が誕生するにあたり、鹿児島の豊かな食材や生産者とのつながりを大切にし、地域性と多様性を活かした活動を展開することが期待されています。

施設の機能と特徴


RIVERBANK TANOKAMI STATIONは、1階にカフェを併設しており、地元で採れた新鮮な食材を使用した健康的で美味しいメニューを提供。さらに、独立を目指す人々のための「チャレンジキッチン」も完備されています。このキッチンでは、料理の技術やフードビジネスのノウハウを学ぶことができますかつまた、来訪者がその場で楽しめるクラフトビールを製造するビールファクトリーも併設。

2階にはローカルビジネスを支援するためのサテライトオフィスも設置されており、会議室も完備されています。ここでは、地域の人々が多様な情報を発信し、交流するプラットフォームが提供されています。

今後の予定


今後は、鹿児島国際大学とともに地域MAPを作成したり、和菓子づくりや金継ぎのワークショップなどの企画も進めていく予定です。これにより、地域の方々とのつながりをさらに強めていくことになります。

ネーミングの由来


「RIVERBANK TANOKAMI STATION」という名称は、周囲にある田上岳と昭和40年代まで人々に支えられていた薩摩川辺駅に由来しています。この地元の山の名前を冠することで、地域に根ざした拠点であることを表現しています。また、「タノカミ」は鹿児島県の人々にとって親しみのある言葉で、晩年には「田の神様」をも想起させ、地域の文化とも深い結びつきを持っています。

地域の魅力と活動の実績


RIVERBANK TANOKAMI STATIONの設立に関わった有志たちは、地域の自然や人々の温かさに触れ、この新しいプロジェクトを立ち上げました。坂口修一郎氏を中心とする一般社団法人リバーバンクは、これまで「リバーバンク森の学校」などを通じて、地域のクリエイティブな活動を推進してきました。

施設の詳細


  • - 名称: RIVERBANK TANOKAMI STATION(通称:TANOKAMI STATION)
  • - オープン日: 2022年4月6日
  • - 所在地: 〒897-0215 鹿児島県南九州市川辺町平山6978
  • - ウェブサイト: tanokamistation.jp

自然と地域の文化が融合したRIVERBANK TANOKAMI STATIONは、これからどのような地元の魅力を発信していくか、今後の展開に期待が高まります。

会社情報

会社名
サンカイ・プロダクション合同会社
住所
鹿児島県鹿児島市加治屋町1-183F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。