能登半島地震からの支援と追悼を灯すキャンドルナイト
2024年1月1日に発生した能登半島地震から1年の節目を迎えるにあたり、一般社団法人LOVE FOR NIPPONは「追悼キャンドルナイト」を開催します。このイベントは、震災の記憶を風化させず、支援活動を続ける意思を示すものです。
LOVE FOR NIPPONの活動
LOVE FOR NIPPONは、2011年に発生した東日本大震災を契機に設立され、以来さまざまな地域支援に取り組んできました。代表のCANDLE JUNE氏は、「できることは全部やる」という理念のもと、地域の人々と繋がり、悲しみを乗り越える「喜び」を創出するために努力しています。
現在も福島では毎月11日にキャンドルナイトイベントが行われていますが、能登では特に1日の月命日を大切にし、現地での炊き出しや音楽ライブ、ワークショップなど多彩なイベントを実施しています。
追悼キャンドルナイトの詳細
日時と場所
- - 日時: 2024年12月31日(火)21:00 〜 翌2:00、2025年1月1日(水)15:30 〜 18:00
- - 会場: 大屋根広場およびいやさか広場(石川県鳳珠郡能登町宇出津新1-197-1)、白丸公民館前(石川県鳳珠郡能登町白丸2-17)
このイベントは、発災直後から支援活動を続けてきた団体とも連携し、過去を振り返り今後の活動を考える機会としています。入場は無料で、地元の人々が参加できる形式で行われます。
支援者との再会と連帯
CANDLE JUNE氏は、今回のキャンドルナイトが支援者同士の再会の場にもなり、これからの支援活動を一緒に考える機会になることを願っています。能登地域では、豪雨や震災など様々な困難に直面してきましたが、地域の人々が協力し合い、支え合うことで希望を持ち続けています。
特別ゲストやイベント内容
追悼の意を込めて、来場者からのメッセージもキャンドルとともに灯され、地元のアーティストによる音楽ライブなども催される予定です。また、食事の提供や地域住民との交流を通じて、心の支援も行います。
地域の絆を育む
LOVE FOR NIPPONの活動は、単なる支援にとどまらず、人々の絆を深める重要な役割を果たしています。能登地区の人々は、自らの経験を通じて災害への備えや支援の重要性を理解し、新たなコミュニティを形成しています。
震災から1年という節目を迎え、このキャンドルナイトは、これまでの支援活動を振り返りつつ、これからも共に手を取り合うことの大切さを再確認する機会となることでしょう。皆さまの参加を心からお待ちしています。
結び
「追悼キャンドルナイト」は、震災の記憶を風化させることなく、未来へ向けた希望の灯りをともす意義深いイベントです。能登の地が再び賑わいを取り戻し、皆が笑顔でいられる日が訪れることを願い、これからも支援の手を差し伸べていきたいと強く思います。