株式会社ハウテレビジョン、経営体制の強化に取り組む新たな戦略の発表
株式会社ハウテレビジョンは、事業拡大を目指し、経営体制の強化を進めています。この度、新しい取締役と社外取締役を迎え入れ、さらなる成長に向けての取り組みを本格化させることが決まりました。
新たに取締役に就任したのは、元DeNA広告事業部長の長村禎庸氏、社外取締役にはCVCアジア・パシフィック・ジャパンの赤池敦史氏が選任されました。この人事は、経営陣の多様性を高め、企業の競争力を向上させることを目的としています。また、執行役員やCFO(最高財務責任者)、CHO(最高人事責任者)として新たな人材も任用され、さらなる経営体制の強化が図られます。
ハウテレビジョンは、「全人類の能力を、全面開花させ、世界を変える」をミッションに掲げており、能力開発をテーマにしたサービスを提供してきました。この理念に基づき、インターネットとAIの技術を活用し、より多くの人々に対して能力開発の機会を提供することを目指しています。新体制を通じて、ビジョンの実現を加速させていく方針です。
新経営陣の背景
- - 音成洋介(代表取締役社長):東京大学農学部を卒業後、バークレイズ証券やアドバンテッジパートナーズLLPでの経験を経て、2010年にハウテレビジョンを創業し、代表取締役に就任しました。
- - 長村禎庸(取締役):大阪大学文学部卒業。リクルートやDeNAにおいて豊富な経験を積み、DeNAでは広告事業部長を務めた後、現職に就任しました。
- - 赤池敦史(社外取締役):東京大学大学院工学系修士を経て、CVCアジア・パシフィック・ジャパンの代表取締役を務めるなど、多様な背景を持つ経営者です。
- - 佐々木康太朗(執行役員Liiga事業本部長):早稲田大学大学院を修了し、リクルートやリクルートライフスタイルにて重要なプロジェクトを手掛けました。
- - 石渡一寛(CHO):東京電機大学からの卒業後、楽天やレコチョクでの経験を活かし、ハウテレビジョンで人事関連の職務を担っています。
- - 川尻陽平(CFO):大阪大学大学院卒業後、野村證券での投資銀行業務を経て現在の職務を務めています。
- - 亀松太郎(編集顧問):東京大学法学部からのキャリアを持ち、過去に新聞社や編集長職を経て、現在は編集顧問として活動しています。
- - 伊藤直也(技術顧問):青山学院大学卒業後、様々なIT企業での経験を経て、現在の技術顧問としてハウテレビジョンの技術戦略に寄与しています。
ハウテレビジョンの事業展開
ハウテレビジョンは、2010年に「外資就活ドットコム」というリクルーティングプラットフォームを立ち上げました。このプラットフォームは、世界で活躍したい学生に対して、インターンシップや就職活動を支援することを目的としています。企業に対しては新卒採用を変革するための情報を提供し、ユーザーに必要なサポートをすべて網羅しています。
もともと東京大学や京大、慶応、早稲田などのトップ大学の学生に支持されているこのサービスは、インターンや選考情報、コミュニティ機能、スケジュール管理、就活コラム等を提供しています。さらに、2016年には「Liiga」というキャリアアップ支援サービスも開始し、若手社会人向けに挑戦の機会を提供しています。このようにハウテレビジョンは、成長するための多様な環境を整え、若手人材を応援する取り組みを続けています。
今後の新体制に期待が寄せられる中、株式会社ハウテレビジョンは、自社のビジョン実現に向け、ますますの事業推進を図ることでしょう。