デサイロの挑戦
2023-03-24 08:00:02

新たな学際的知の拠点として生まれ変わるデサイロの挑戦

デサイロ、一般社団法人化の目的と機能



一般社団法人デサイロ(De-Silo)は、計画されていたアカデミックインキュベーターとしての形態を取るために、法人設立が実現しました。デサイロは主に人文・社会科学領域の研究者を支援することを目的としており、具体的には「財団」「出版」「コミュニティ」の三つの機能を有しています。この新しいエコシステムは、研究者の活動を活発化させ、社会に貢献する思想を生み出すことを目指して設計されています。

財団機能による資金提供



デサイロは、研究者が関わるプロジェクトに対して資金を提供する「財団機能」を備えています。具体的には、研究資金の提供や、研究の伴走支援を通じて、研究者が問いかける「いま私たちはどんな時代を生きているのか?」という命題について共に探求することが可能です。第一期プログラムには、文化人類学の磯野真穂さん、哲学者の柳澤田実さん、社会学者の山田陽子さん、インタープリターの和田夏実さんの四名が選ばれ、それぞれの研究テーマでコラボレーションを行い、その成果を社会に発表する予定です。

出版機能での知の発信



デサイロは、研究者の知を社会に届けるための「出版機能」も整備しています。ニュースレターの発行、書籍の出版、イベント開催など多様な形で研究成果を広めていきます。独自の視点から研究テーマを解体し、関心を喚起することで、より多くの人々が人文・社会科学の重要性を理解できる場を作り出すことを狙っています。

コミュニティの形成



「コミュニティ機能」として、オンラインとオフラインの交流を促進する場所も設けられます。研究者間でのネットワーキングや、他の分野との交流を通じて新たな知見が生まれることを期待しています。特にDiscordを利用したオンラインコミュニティは、参加者が自由に意見を交換できる場として機能します。

自前の思想を立ち上げる



デサイロでは、現場の知を重要視し、その知を基にした「自前の思想」をサポートすることで新たな概念が社会に浸透することを重視しています。研究者には、フィールドワークを通じた実践的な知見を持ってアクションを起こしてもらい、必要なサポートを提供します。アカデミアの枠を超えて思想が形成される環境を整え、参加者自身が「時代の声」を表現できるプラットフォームを構築しています。

デサイロの目指す未来



デサイロは、社会が求める新しい知の形を模索することでアカデミアの未来を切り開く挑戦をしています。この取り組みによって、研究者は独自のアイデアを提起し、時代にフィットした新たな概念を社会に届ける役割を果たすことが期待されています。一般社団法人化によって、より多くの研究者がその便益を享受できる環境が整うことになるでしょう。デサイロの活動は今後、幅広い研究者に大きな影響を及ぼすと考えられます。特に、アカデミアの枠を越えた柔軟な議論を促進する場を提供することで、新たな知の創造を促すエコシステムの構築が進んでいくことでしょう。

最後に、デサイロは持続可能な研究活動のための助成金プログラムの展開や、オンラインプラットフォームの運用を通じて、社会的価値を生み出すことに喜びを見出しています。ご興味のある方はぜひフォローし、デサイロの活動を応援してください。

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