New Commerce Ventures始動
2022-08-31 08:00:01
国内初!コマース領域特化型VCファンド「New Commerce Ventures」の新たな挑戦
新たなプラットフォーム「New Commerce Ventures」が日本市場に登場
2023年、国内初のコマース領域特化型ベンチャーキャピタル「New Commerce Ventures(NCV)」が設立されました。このファンドは、小売・流通業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援することを目的としています。現在、日本の小売・流通業界は海外と比べてDXの遅れが指摘されており、消費者のニーズに応えるための改革が急務とされています。
日本におけるDXの遅れ
日本のEC化率は8.1%に留まり、先進国の中でも最低クラス。デジタル競争力は世界27位に甘んじています。これに対し、NCVは小売・流通業界全体を対象にした支援を行い、業界のDXを促進することを目指しています。
NCVの支援内容
「New Commerce Ventures」は、スタートアップに対して次のような支援を行います:
1. ベンチャーキャピタル
コマース領域に特化し、シードからアーリーステージのスタートアップに出資します。
2. ノウハウ提供
業界のプロフェッショナルによる勉強会や相談会を実施し、事業成長を支援します。
3. ネットワーキング
スタートアップと事業会社を結ぶイベントを開催し、POC(Proof of Concept)や協業の機会を提供します。
4. コワーキングスペース
2023年度より、EC事業者向けの共用作業スペースを設け、運営コストの削減をサポートします。
5. 売上連動型融資
売上実績に基づく融資プログラムを提供し、事業成長を助けます。
事業会社への支援
「New Commerce Ventures」は、企業へも次のようなサポートを行います:
1. コンサルティング
オープンイノベーションのプログラムや調査レポートを通じた支援。
2. メディア情報提供
業界トレンドや新興企業情報を含むニュースレターを通じて、最新の情報を提供します。
出資者からの期待
出資者は、NCVが小売・流通業界全体の支援に貢献することに期待を寄せています。例えば、株式会社ギフティの代表取締役である鈴木達哉氏は、「スタートアップエコシステムの構築を目指すビジョンに共感している」と語っています。また、株式会社いつもの取締役副社長・望月智之氏も「小売・流通業界全体の発展を支援するというミッションに感銘を受けた」とコメントしています。
結論
日本のコマース業界は、今後のデジタルシフトにおいて重要な変革期を迎えています。NCVの設立により、スタートアップと事業会社が協力し合う新たなエコシステムが生まれることが期待されています。これにより、消費者ニーズに応える革新的なサービスが提供され、最終的には日本全体の経済に寄与することを願っています。会議や相談を希望する企業や起業家は、NCVの公式ウェブサイトから連絡可能です。
会社情報
- 会社名
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New Commerce Ventures株式会社
- 住所
- 東京都品川区西五反田6-20-6
- 電話番号
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