AI技術と共に進化するScience Aid株式会社の新しい挑戦
fuku株式会社は2025年7月7日付でScience Aid株式会社へと社名を変更することを発表しました。この変更により、企業はライフサイエンスの研究支援のみならず、食品や農業領域を含む広範な科学研究に目を向けていきます。
社名変更の背景
2018年に設立されたfuku株式会社は、創業者が飼っていた柴犬の名を冠し、動物たちを救いたいという思いがこめられています。創業以来、同社は研究支援に注力してきました。しかし、近年のAI技術の進化を受け、事業領域の拡大が求められるようになりました。その結果、AI for Scienceを核とした新たなサービスに対する需要が高まっています。新社名の“Science Aid”は、科学を支えるという企業の使命を直感的に表現し、AIの重要性も示しています。
新しい企業ロゴは、SとAの2文字が手を取り合うイメージが描かれており、研究者との協力関係を強調しています。これにより、同社は研究者の伴走者としての姿勢を見せています。
ミッションとビジョン
Science Aid株式会社は、「サイエンスを開き、人類の可能性を広げる」というミッションを掲げています。ビジョンとしては、「サイエンスの可能性を、人々が信じる社会」を目指しており、今後も科学研究と人類の未来のために貢献していくことを誓います。
今後の取り組み
会社名変更と合わせて、Science Aid株式会社の新たな戦略が発表されました。具体的には、以下の4つのサービスを展開します。
1.
研究支援
AIを活用したソリューションを提供し、民間企業・アカデミアの研究を支援します。
2.
研究成果の製品化支援
研究の成果を市場ニーズに適合させ、製品化をサポートします。
3.
データ活用による関連業務支援
研究データの管理や分析を通じて、意思決定やプロセスの最適化を図ります。
4.
AI活用研修・ワークショップ
組織変革や人材育成を後押しするため、AIソリューションに基づく学びを提供します。
CEOの山田涼太氏は、この変革の核心を語ります。「科学研究に情熱を注ぐ中で、原点は獣医学研究にありました。AIの進化により、私たちの提供するサービスの幅も広がり、今後は各分野に特化したAIエージェントの開発を進めることが必要です。これにより、科学研究の自動化という壮大な目標へと邁進できると確信しています。」
もはやAIは未来の研究の中核を担っています。この新しい挑戦を捉え、Science Aid株式会社はさらに一歩進むことでしょう。
会社概要
- - 社名: Science Aid株式会社
- - 代表者: 代表取締役CEO 山田涼太
- - 所在地: 〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11
- - 設立: 2018年3月
- - 事業内容: システム開発、コンサルタント(AI for Science/ライフサイエンス支援)
- - 従業員数: 13名(業務委託含む)
- - 資本金: 4,600万円
- - 公式ウェブサイト: Science Aid株式会社