サンバカーニバルとねぷた
2015-02-15 00:30:02
東北のねぷた、ブラジルのサンバカーニバルで華やかに披露
東北の巨大ねぷたがブラジルのサンバカーニバルに登場
2015年、ブラジルのサンパウロで開催されたサンバカーニバルに、東北の伝統行事である巨大ねぷたが初めて登場し、現地で大きな話題となりました。この「たちねぷた」は、東日本大震災の復興を祈念して制作された『復興祈願鹿嶋大明神と地震鯰』であり、ブラジルへの感謝の思いが込められています。
サンパウロたちねぷたプロジェクト
このプロジェクトは、日伯修好通商条約締結120周年を記念して、ブラジルに住む160万人の日系人に向けて日本の本物の祭りを披露することを目的としています。1月に発送された「たちねぷた」は、40フィートコンテナ15台に分けられ、海を越えてブラジルに運ばれました。到着後から現地での反響は大きく、この国際的な祭典に独自の文化が融合することが期待されていました。
サンバカーニバルでのねぷたの披露
サンバカーニバルの本番では、東北の「たちねぷた」が、人気チーム「アギア・ジ・オウロ」の演目の中で披露されました。演目のテーマとして設定されたのは「ブラジルと日本、120年の融合」。約3,500名の参加者が日本の伝統を現代的に表現し、華やかな衣装と山車で観衆を楽しませました。
特に目を引くのは、ファッションデザイナーのコシノジュンコや五所川原市の平山誠敏市長がこのイベントに参加したことです。彼らは、ねぷたと共にカーニバルを盛り上げるために、力を合わせて衣装のデザインや演出を手がけました。
文化交流の重要性
今回の参加を通じて、日本の文化がブラジルの人々にどのように受け入れられるのかが注目されました。文化交流を推進するこの取り組みは、単に祭りを楽しむだけでなく、日系人社会やブラジルに住む日本人の絆を深め、さらなる相互理解を促進することにつながるでしょう。今後もこのような交流イベントが増えていくことで、両国の関係がより深まることが期待されます。
カーニバルの最終順位は2月17日に発表される予定ですが、熱い黄色の歓声とともに伝統と現代の融合がどのように評価されるのか、楽しみにされています。これからも、ねぷたとブラジルの文化が織り成す魅力的な物語から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社ブレイン
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前2-2-22熊野神社ビル
- 電話番号
-
03-5775-3251