岡山大学が新たな留学プログラムを推進
2025年5月14日、岡山大学(岡山市北区)が2026年度の交換留学プログラム「EPOK(Exchange Program Okayama)」の説明会を実施しました。このプログラムは、本学の全学部の学生を対象にしたもので、すでに63の協定大学を通じて留学のチャンスを提供しています。
充実したプログラム内容
説明会には約30人の学生が参加し、学術研究院共通教育・グローバル領域の大林純子准教授がEPOKの概要、応募方法、派遣までの流れを詳しく説明しました。「皆さんの留学は、今日から始まります」という激励の言葉で、学生たちの留学への意欲を掻き立てました。
その後、実際にEPOKを利用して岡山大学で学ぶ留学生2名が出席し、各自の大学紹介と学生生活について報告。ポーランドのアダム・ミキエヴィッツ大学からのZARSKA Kaja Katarzynaさんと、韓国の成均館大学校からのKIM Jungjinさんが、それぞれの国の文化や学びの場について貴重な体験を共有しました。
このような留学生の声を直接聞く機会は、参加生にとって非常に有意義で、国際交流への関心を一層高める結果となりました。説明会後、多くの学生が個別に質問をする姿も見受けられ、留学に対する熱意が伝わる場面が多くありました。
岡山大学の国際的な取り組み
岡山大学は、国際的な視野を持つ人材の育成を目的として、さまざまなプログラムを展開しています。特にEPOKは、学生が海外での学びや異文化交流を経験することで、より柔軟な思考や適応力を培う手助けとなります。交流を通じて、学生同士が互いに影響を与え合い、実りある学びの機会を創出することを目指しています。
岡山大学の国際教育推進課は、今後も地域中核の大学として、多様な国からの留学生を受け入れるとともに、岡山県内の学生が国際舞台で活躍できる環境をさらに整えていく方針です。学外の活躍の場を広げ、地域の持続可能な発展にも貢献することが期待されます。
さらに魅力的なプログラムへ
今後、EPOKプログラムはさらなる充実を目指し、留学生同士の交流や現地での体験を重視して、参加者の学びを深める機会を創出していくでしょう。岡山大学では、国際的な視野を広げたいと考える学生を常に歓迎し、未来のリーダーを育成する一環として取り組んでいます。
今後も岡山大学の国際交流に関する情報は随時発信していく予定なので、留学を考えている方はぜひ注目してみてください。新たな学びを得るための第一歩として、EPOKプログラムを取り入れてみる価値は大いにあります。
岡山大学は、持続可能な開発目標(SDGs)を支援し、地域とグローバルの共創を進める地域中核・特色ある研究大学として、今後の展開に大いに期待が寄せられています。