名古屋のオフィス事情
2025-06-09 15:18:45

名古屋のオフィスマーケット、8ヵ月連続で空室率が低下!

名古屋市のオフィスマーケット、待望の回復へ



名古屋市のオフィスマーケットに関する最新レポートが、三幸エステート株式会社によって発表されました。このレポートは、2025年5月現在における名古屋市のオフィス賃貸状況、すなわち空室率や現空面積、募集賃料などの重要なデータを含んでいます。 場所は名古屋市内、特に名駅エリアや栄エリア、伏見エリアなどの主要区域に焦点を当てています。レポートによると、名古屋市のオフィス空室率は、8ヵ月連続での低下を記録し、最新の値は3.47%となっています。これは前月比でマイナス0.09ポイントの減少を示しており、オフィス需要が着実に回復していることを示唆しています。

大規模ビルの需要の高まり



特に、築浅の大規模ビルでは空室消化が進み、マーケットが活気を取り戻しています。名古屋市では、ビルのグレード向上や拡張移転のニーズが高まっており、この動きが空室率の低下に寄与しています。この結果として、主要エリアの大口の募集床には品薄感が漂ってきており、企業の間で良好なビルの条件を求める動きが顕著になっています。

募集賃料のトレンド



一方、レポートによると、名古屋市の募集賃料は12,589円/坪となり、前月からは66円の下落を見せました。しかし、これは3ヵ月ぶりの減少であり、賃料は12,000円台半ばでの小幅な動きが続いています。名古屋市のオフィスマーケットは、需要の回復とともに賃料の変動も見せており、今後の動向が注目されます。

名古屋駅地区再開発計画



名古屋鉄道では、名古屋駅地区の再開発計画も発表され、北街区と南街区の2棟が計画されています。この計画には、各フロアの面積がそれぞれ約1,800坪と約1,000坪のオフィスビルが含まれ、名古屋市内で最大規模のフロアプレートを誇ります。また、南街区の上層には米ハイアットグループの高級ホテル「アンダーズ」が開業予定で、2023年の2034年度のオープンが見込まれています。この再開発は名古屋駅前の希少な大規模エリアでの起点となり、市場の注目を集めることでしょう。

結論



全国的にオフィスマーケットは回復し、新たな需要が生まれつつあります。名古屋市も例外ではなく、空室率の低下や大規模ビルの需要が顕著に見られています。今後の動向から目が離せない状況です。企業のオフィス戦略においても、名古屋のマーケットを考慮することがますます重要になってくるでしょう。


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会社情報

会社名
三幸エステート株式会社
住所
東京都中央区銀座4-6-1銀座三和ビル
電話番号
03-3564-8089

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