地震保証の新サービス開始
株式会社LIXIL住宅研究所は、2024年9月2日以降の契約分から、万が一の地震に備える新しい保証サービス『地震保証』を提供します。このサービスでは、地震によって住宅が倒壊した場合でも、建物販売価格(税込)の全額を補修・建て替えに利用できるという画期的な内容です。
近年、震度7を超えるような大規模な地震が頻繁に発生し、多くの家庭がその影響を受けています。また、今後の30年以内には首都直下地震や南海トラフ地震などが予想されており、私たちの生活は常にリスクにさらされています。自宅が地震によって使用できなくなると、その後の生活再建が大きな影響を受け、復旧作業も難航することが懸念されます。
これに対抗すべく、LIXIL住宅研究所は既存の『耐震補償』サービスを進化させて今回の『地震保証』を立ち上げました。従来のサービスは、住宅が全壊の場合に限り、補償限度額が2,000万円までという条件でしたが、あらゆる規模の損傷に対応することが可能になります。具体的には、全壊、大規模半壊、中規模半壊、半壊といった各種の損傷に関しても、販売価格の100%までを保証します。
このサービスは、長年にわたる耐震技術の研究開発に基づいており、高い耐震性を誇る構造体の開発や、実物大の実験による安全性の証明も行っています。さらに、アイフルホーム、フィアスホーム、GLホームの3ブランドが提供する住まいにおいて、この『地震保証』が適用されるため、住まい手にとっての安心感は格段に向上します。
新サービスのポイント
- - 保険ではない: このサービスは保険ではないため、従来の地震保険とは異なる条件が適用されます。別途地震保険への加入を推奨しています。
- - 保険金の上限: 被害総額が10億円を超える場合、保証上限が建物販売価格を下回ることがあります。
- - 補償の内容: 対象は住宅の補修のみで、家財に対する保証は含まれていません。
このように、LIXIL住宅研究所の地震保証は、自然災害に対する備えとして非常に有効な手段と言えるでしょう。今後も日本という地震大国において、住まいの安全を一層強化するための取り組みを続けていくことが期待されます。私たちの安心・安全な暮らしを実現するため、LIXIL住宅研究所の新しい挑戦に注目です。
会社概要
- - 名称: 株式会社LIXIL住宅研究所
- - 代表者: 代表取締役社長 加嶋 伸彦
- - 本社所在地: 東京都品川区西品川1-1-1
- - 公式ウェブサイト: LIXIL住宅研究所
LIXIL住宅研究所は、総合的な住生活関連事業を展開し、アイフルホーム、フィアスホーム、GLホームの3ブランドを運営しています。今後も多くの家庭に新たな安心を提供するため、さらなるサービスの充実が期待されます。