ビズリーチとOIST連携
2025-11-26 12:54:24

ビズリーチとOISTがスタートアップ創出へ向け連携協定を締結

ビズリーチとOISTが連携、沖縄のスタートアップ創出加速へ



株式会社ビズリーチが、沖縄科学技術大学院大学(OIST)との連携協定を締結しました。目的は、OIST発のスタートアップを支援し、沖縄に新たな産業の創出を目指すことです。この一環として、2025年11月26日に経営プロフェッショナル人材の採用を目的とした公募が開始されました。

連携の背景と目的


OISTは2011年に設立された大学院博士課程のみからなる教育機関で、世界中から優れた研究者を集めています。特に、英語を公用語とすることで多国籍な環境を形成し、一般的な学部制度を持たないため、学際的な研究が行われています。この特異な体制が、世界的に認められる成果を上げる基盤となっています。

その結果、OISTからは35社ものスタートアップが誕生しており、地域経済にも寄与していますが、今後の発展にはビジネス面での専門的知識が求められます。連携協定により、OISTの研究者とビズリーチが提供する経営人材とのマッチングが行われます。これにより、革新的なアイデアを持った研究者が市場に出ることを待っています。

経営プロフェッショナル人材の公募


公募が開始されたのは、OISTサイエンス・テクノロジー・グループの久保結丸主幹研究員が担当する「スピンを用いた極低温マイクロ波量子デバイス」分野です。この分野の研究は、量子コンピューターの実用化を推進するとされており、この技術が新薬開発やAI技術の進化にも寄与することが期待されています。公募は副業・兼業限定で行われます。

「ビズリーチ」は、307万人の即戦力人材が登録されているため、沖縄のスタートアップ創出に向けて大きな影響を与えると考えられています。横断的な分野間の連携や、多国籍なバックグラウンドを持つ人材を適宜生かすことで、新たなビジネス機会が見えてきます。今後、スタートアップの成功には経営者と技術者の強固な情報交換と連携が不可欠とされています。

今後への期待


ビズリーチの代表取締役社長・酒井哲也氏は、今回の連携によって新産業創出が加速することを期待しています。OIST副学長兼副理事長であるギル・グラノットマイヤー氏も、優れた技術と経営者とのマッチングがスタートアップ成功の鍵であると考えています。

沖縄の経済成長につながるこのプロジェクトは、日本全体の未来に向けた革新の一歩と位置づけられています。ビズリーチとOISTが手を組むことで、グローバルな視点で沖縄の産業を支える新たな枠組みの形成が進むでしょう。

まとめ


「ビズリーチ」と「OIST」の連携によって、経営プロフェッショナル人材の公募が行われることで、新たな企業の可能性が広がります。この取り組みは沖縄に新たな産業を埋め込む土台であり、東京など大都市圏に固まっていたビジネスモデルが新たに沖縄から発信されることが期待されています。今後の進展が楽しみなプロジェクトです。


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会社情報

会社名
株式会社ビズリーチ
住所
東京都渋谷区渋谷2-15-1渋谷クロスタワー12F
電話番号

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