直方市で人権教育
2025-06-28 08:58:18

直方市でバスケットボールを通じた人権教育が開催される

直方市立下境小学校にて、令和7年6月30日(月)、人権啓発活動の一環として「人権・スポーツ教室」が開催されます。この教室は、福岡県法務局が主催し、バスケットボールを活用して子どもたちに人権についての意識を高めることを目的としています。

この日、直方市立下境小学校の体育館に集まるのは、5年生41名の子どもたちです。彼らは、バスケットボールの試合を通じて「協力すること」や「助け合うこと」がいかに大切かを学び、いじめ防止の観点からも人権意識を向上させていくことが期待されています。講師として迎えるのは、ライジングゼファーフクオカの谷口 光貴選手です。谷口選手は、プロアスリートとして活動していることから、彼自身の体験を交えながら、子どもたちに人権についての重要性を伝えることになります。

谷口選手は奈良県出身で、現在32歳です。背番号24を身に着ける彼は、シューティングガードとして他の選手達と共にチームの攻撃をリードしており、特にスリーポイントシュートにおいては抜群の技術を持っています。自身の競技経験を活かし、スポーツを通じた人権教育の意義を熱く語ることでしょう。

この「人権・スポーツ教室」は、福岡県が平成25年から推進している取り組みで、県内のおよそ20校で年間を通じて実施されています。直方市においては、過去2年間にも上頓野小学校や南小学校で同様の教室が開催され、今年で3年連続となることから、その意義はますます高まっています。子どもたちが学校生活だけではなく、社会全体においても基本的人権が尊重されるような意識を身につける手助けをすることが大切です。

今回の教室は、指導者にとっても新たな教育の試みとして注目されています。スポーツを用いた教育は、楽しさと共に重要な価値観を伝えることができる強力なツールです。子どもたちは、遊びと学びの両方を体験することで、一層充実した心の成長を遂げることでしょう。福岡県内で開催される人権・スポーツ教室は、今後も地域に根ざした活動として広がっていくことが期待されます。

教育委員会では、今回の活動を通じて子どもたちの成長が促されることを願っており、地域全体で人権意識を高める取り組みを支持しています。
このようなイベントを通じて、子どもたちがより良い未来を築く一助となることを期待しています。人権を大切にする姿勢を育むこの試みが、より広まり多くの子どもに学びの機会を提供することを願います。


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直方市
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福岡県直方市殿町7番1号
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