建築家の思考を探る『Frontier Session』
11月26日、株式会社フロンティアコンサルティングが主催する社員向けセミナー「Frontier Session」が東京で開催されました。このセミナーでは、著名な建築家である永山祐子さんと吉田愛さんをスピーカーとして迎え、「有名建築家の『思考の軌跡』」というテーマのもと、彼らのキャリアやデザインに対する考え方を深く掘り下げました。
スピーカー紹介
永山祐子さん
永山祐子さんは、1975年に東京で生まれ、青木淳建築計画事務所での経験を経て2002年に自身の事務所を設立しました。彼女の代表作品には「LOUIS VUITTON 大丸京都店」や「ドバイ国際博覧会日本館」、さらには大阪・関西万博の「ウーマンズ パビリオン」などがあり、国内外で高い評価を得ています。永山さんの設計における哲学や印象的なプロジェクトに込められた思いについて伺いました。
吉田愛さん
一方、吉田愛さんは1974年に広島で生まれ、SUPPOSE DESIGN OFFICEの共同主宰として活躍しています。彼女の作品には「ONOMICHI U2」や「NOT A HOTEL NASU」があり、最近では商業施設「猫屋町ビルヂング」の運営や「yacone」としてのアイスクリーム事業も始めるなど、建築の枠を超えた活動を展開しています。吉田さんの業務における柔軟な発想や多様なアプローチについて語られました。
セミナーの内容
当日のセミナーでは、永山さんと吉田さんがそれぞれのキャリアを振り返りながら、如何にして独自のデザイン哲学や思考プロセスを築いてきたのかを共有しました。特に、デザイナーとしての洞察や着想の源についての話は、参加者にとって刺激的な内容となりました。
また、ビジネス界の変化やオフィス市場のトレンドについても意見交換があり、従来の働き方がどのように変化し、適応しているのかを考察しました。このようなディスカッションを通じて、社員たちは業界の最前線での思考法や視野の広げ方を学ぶ貴重な機会を得ることができました。
Frontier Sessionの意義
「Frontier Session」は、単に知識を提供する場ではなく、社員が主体的に考え、ディスカッションを通じて新たな視点を得ることを目的としています。社外からの有識者を招くことで多様な視点を取り入れ、社員自身の成長を促すと同時に、企業全体の視座を高めることを目指しています。
このようにして、株式会社フロンティアコンサルティングは社内のコミュニティを強化し、個々の成長を支援する活動を続けています。セミナーは成功裏に終了し、両スピーカーの好評を受けて、今後も多様なセッションが計画されているとのことです。これにより、参加者たちは建築の未来や新しい働き方について深く考えるきっかけを得たことでしょう。
会社情報
株式会社フロンティアコンサルティングは、2007年に設立され、東京を拠点に全国に9拠点、海外にも4つの拠点を有しています。「Creating a new work stage.」をスローガンに掲げ、働く環境の改善や新しいライフスタイルの提案に取り組んでいます。成長を続ける企業として、これからの展望にも目が離せません。