新潟医療福祉大学による松浜地区調査活動
新潟医療福祉大学の医療情報管理学科が、北区松浜地区にて地域調査活動を行いました。この活動は、9月11日から13日までの期間に、他の県外4大学と合同で実施されたもので、「大学生が松浜の朝市や商店街にどのような価値をもたらすことができるか」をテーマにしたものです。
今回の調査には、約50名の学生と教員が参加し、歴史ある朝市や商店街、地域一体で行われる花火大会など松浜地区の特有の資源に注目しました。調査では、屋台数の減少や商店街における空き店舗の増加といった地域の課題についても詳しく検討されました。
調査活動の内容
具体的には、学生たちは松浜地区内の朝市や商店街、住宅エリアにおいて地域住民や商店街の代表者にインタビューし、地域のニーズや改善点を探ることに努めました。調査の成果は最終日に地域住民に報告され、参加した皆が意見交換を行うなど、地域とのコミュニケーションを深める良い機会となりました。
この活動に参加した新潟医療福祉大学の学生団体である「HAMATTE」は、松浜の街を活性化するための取り組みとして、朝市や夜市に出店し、地域イベントへの参加を通じて地元との関わりを強化してきた実績があります。今回の調査を通じて得られた知見は、今後の活動に生かされ、大学と地域との協力による新たなまちづくりのモデルを構築するための基盤となることでしょう。
新潟医療福祉大学の特徴
この大学は全国でも数少ない看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、医療ITを学べる6学部16学科を有し、医療系の総合大学として様々な分野が連携しながら学ぶことができます。特に現場で必要とされる「チーム医療」を意識した教育が行われており、資格取得支援や充実した就職支援体制も整えています。これにより、全国トップクラスの国家試験合格率と高い就職率を実現。
また、スポーツ系学科を持つ大学ならではの環境を活かし、「スポーツ」と「医療」「リハビリ」「栄養」との組み合わせによる学びも展開している点が特徴です。
NSGグループの取り組み
この活動は、NSGグループの支援を受けて行われており、グループ全体が教育事業を中心に広範な事業展開をしています。「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに、地域活性化を目指す事業を推進し、健康やスポーツ、福祉など、多岐にわたる分野での貢献を目指しています。自らの地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目標に掲げ、民間の立場から地域のニーズに応える努力を続けています。
新潟医療福祉大学の地域調査活動は、大学と地域の絆を深め、地域活性化へとつながる重要な一歩となるでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。