物流業界を変革する船井総研とロジクリエイトの提携
大きな一歩を踏み出した物流業界
株式会社船井総研ホールディングス(以下、船井総研)は、物流コンサルティングの専門企業である株式会社ロジクリエイトを2026年1月5日付でグループに迎えることを発表しました。この動きは、物流業界における重要なターニングポイントとして、期待が高まっています。
近年、物流業界はさまざまな課題に直面しており、その中でも特に「2024年問題」が注目されています。この問題は、物流業界全体に影響を及ぼす可能性が指摘されており、企業は新たな戦略的アプローチを模索する必要があります。
船井総研は、今後、ロジクリエイトとの融合を通じて、サプライチェーンマネジメント(SCM)の支援体制を飛躍的に改善し、特に荷主企業へより深い価値を提供することを目指しています。
ロジクリエイトの実績と特長
ロジクリエイトは2015年に設立され以来、「お客様に寄り添う現場視点での実践的な支援」を理念に掲げ、食品業界を中心に高い評価を得てきました。今回のグループインにより、ロジクリエイトが持つ物流現場改善と実務支援のノウハウが、船井総研の幅広いコンサルティング基盤に組み込まれることで、双方の強みが融合されます。
その結果、戦略の立案から現場実装までを一貫してサポートする体制が整えられることになります。これにより、顧客はサプライチェーン全体の最適化を図ることが可能となり、競争力を一段と高めることが期待されます。
複雑化するサプライチェーン課題への対応
物流課題は年々複雑化しており、企業は常に新しい解決策を必要としています。船井総研とロジクリエイトの提携によって、定量化が難しいサプライチェーンのボトルネックを効率よく特定できるようになります。
こうした情報の可視化を進めることで、顧客はコスト最適化だけでなく、実際に競争優位を生み出すための「攻めの物流」を実現できるようになるのです。
未来への展望
両社のシナジーがもたらす利点は計り知れません。船井総研が描く今後の事業戦略にロジクリエイトの専門知識とノウハウが組み込まれることで、より高い付加価値の実現が可能となります。
今後、船井総研は2026年1月1日付で社名を船井総研サプライチェーンコンサルティングに変更しますが、企業の目指すべき方向性は明確です。顧客企業が直面するさまざまな課題への対応力を強化し、国際的にも通用する物流戦略の確立を進めていくことに注力していく計画です。
この新たな提携によって、交通や環境への取り組み、地政学的リスクへの対応が進み、持続可能な物流の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。
これからの国内物流業界における船井総研とロジクリエイトの役割が待ち遠しい限りです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社船井総研ホールディングス
- 住所
- 東京都中央区八重洲2-2-1東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35F
- 電話番号
-
03-4235-2710