リ・プロダクツがJAPHICマークを取得
滋賀県大津市に本社を置くリ・プロダクツ株式会社は、2025年9月1日、個人情報保護に関する第三者認証「JAPHICマーク」の取得を発表しました。この認証は、個人情報保護委員会が策定した法律ガイドラインに基づくもので、高い信頼性が要求されます。
引き続き高いコンプライアンスを目指して
同社は、500名を超える従業員の個人情報を取り扱う企業として、これまで情報管理や文書の管理に取り組んできました。このたびの認証取得は、これらの取り組みが認められた証であり、今後はさらにコンプライアンス意識を高めていく方針です。顧客や従業員との信頼関係を深めることを重要視しています。
認証取得の背景
近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、個人情報の取り扱いに対する社会的要求は高まっています。特に、清掃業界など人員が多い業種では、従業員の情報管理が経営課題として頭を悩ませる要素となっています。
リ・プロダクツは、社内ルールに基づいて個人情報を適切に管理してきましたが、マイナンバー制度の導入やクラウドシステムの普及を受け、外部からの客観的な評価が必要だと判断し、今回のJAPHICマークの取得に至ったとのこと。このステップを通じて、業界内での信頼性を高めるとともに、今後の事業発展に繋げていきます。
審査で評価されたポイント
1.
従来の情報管理体制への評価
今回の審査では、リ・プロダクツが持つ情報管理体制、文書管理、社内手続きがほぼ大きな改変なしに認証基準に達していたことが評価されました。
2.
アクセスログの徹底管理
業務システムのクラウド化が進む中で、情報へのアクセスを管理し、誰がいつ、どの情報にアクセスしたかを把握する体制が整っている点も評価されました。一般的な業務効率化と共に、セキュリティ面でもの特長が色濃く表れています。
今後の展開
「JAPHICマーク」の取得は、リ・プロダクツにとって重要なマイルストーンです。この認証を基に、従業員が安心して業務に専念できる環境作りを進め、サービス品質と顧客満足度の向上に努めてまいります。特に、社内での個人情報取り扱いルールの整備に注力し、従業員が不安なく業務を行えるようサポートを強化します。
さらに同社では、ITシステムを自社開発し、顧客に対して快適な空間を提供するためのデータ収集や活用に注力。顧客に新しい価値を提供することを真剣に考えています。また、今後事業が拡大する際には、個人情報の取り扱いに対する柔軟で安全な体制を整えていく計画も進行中です。
リ・プロダクツ株式会社の会社情報
1973年に設立され、清掃サービスの受託や清掃用品の販売・製造に努めてきたリ・プロダクツ。取引先はショッピングセンターやオフィスビル、さまざまな小売店や飲食チェーンなど幅広いです。2008年には独自の清掃ITシステムで特許を取得し、業界に革新的な変化をもたらしています。
このように、リ・プロダクツは個人情報保護の重要性をしっかりと認識し、信頼される企業として成長を続けています。これからの展望にも大いに期待したいところです。