人事評価の実態調査
2025-03-31 14:47:14

マネジメント職の人事評価面談実態を正解する調査結果

マネジメント職の人事評価面談の実態



株式会社シーベース(本社:東京都新宿区)は、マネジメント業務に従事する264名を対象に「マネジメント層の職場づくり実態調査」を実施し、その結果を公表しました。この調査では、特に人事評価時の部下との面談に関する現状が明らかになりました。調査の目的は、従業員と組織の成長を促進するためのマネジメント層の職場づくりの実態を探ることにあります。

調査の主要な結果



調査の結果、部下との人事評価面談を行っていない管理職(35%)が最も多いという驚くべき事実が浮かび上がりました。また、面談を実施した場合の平均時間は「30分程度」で、次点は「1時間程度」となっていますが、中には「1.5時間以上」という回答も10%に達し、面談にかける時間にばらつきがあることが分かりました。

役職別に見ると、事業部長が長時間の面談を行う傾向にあり、経営者や役員は面談実施率が低いことが確認されました。さらに、面談の目的は役職によって異なっており、係長や主任では「人材育成」が最重要視されるのに対し、経営層では「コミュニケーション」が重視されることが明らかになりました。

面談形式と活用方法



調査では、面談の実施形式も確認しました。約90%が対面形式であり、オンラインで行うのは25%にとどまります。このことは、評価に関する面談を行う際、対面の重要性が高いことを示しています。また、経営者や役員は「行動評価」を重視している一方で、その他の役職では「能力評価」がトップとなるなど、人事評価の実施方法には役職ごとにかなりの差異があります。

従業員規模による違い



さらに、従業員規模別に調査結果を分析すると、2,000~4,999名の企業が最も多く時間を面談に割いており、小規模企業では実施率が低いことが明らかになりました。また、大企業では面談の実施率が低下する傾向が見受けられます。

結論



この調査結果から、役職によって人事評価の面談における実施形式や目的が異なることが判明しました。人事評価面談は、部下にとって重要な出来事であり、その目的や形式を見直す必要があることが示されています。今後の企業は、この情報を参考にし、マネジメント層の職場づくりに役立てていくことが求められます。

参考情報


選定された調査結果を引用する際は「株式会社シーベース」と明記してください。


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会社情報

会社名
株式会社シーベース
住所
東京都新宿区新宿2-8-8ヒューリック新宿御苑ビル 7F
電話番号
03-5315-4477

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