富良野市総合計画の始動
2021-04-27 16:03:04

富良野市の新総合計画「2021-2030…ふらの版みらいを旅するNOTE」が始動

富良野市の新たな挑戦



2021年4月から、富良野市では新しい総合計画「2021-2030…ふらの版みらいを旅するNOTE」が始まりました。このプロジェクトは、地域住民や民間業者と共に進められ、これまでの計画とは一線を画した新しい取り組みとして注目されています。

共創による新たな計画



この総合計画の中心テーマは「美しい」のその先へ、というスローガンに象徴される通り、地域の個性を活かしながら新しい価値を創造していくことです。「WA!」という言葉には「つながり」を意味する「輪」や「驚き」を意味する「わっ!」、さらには「優しさ」や「誇り」といった新しい価値の概念が込められています。

少子高齢化による人口減少やテクノロジーの進展といった課題に直面する中、富良野市はこれまでの発想を大きく変え、各分野の専門家や市民の声を積極的に取り入れたプロセスを導入しました。また、フラノデザイン株式会社との密な連携により、市民協働ワークショップが数多く開催され、地域住民が計画作りに直接参画しています。

富良野市好循環モデル



この計画では「富良野市好循環モデル」と呼ばれる新たな概念が用いられています。これは、まちづくりの重要な要素をシステム思考の視点から整理し、その相互の関係性を可視化するものです。これにより、多様なステークホルダー間での連携や共創が加速することが期待されています。

富良野市の基本計画には、各分野を分断して考えるのではなく、より包括的に問題を捉えるというアプローチが採用されています。同時に、地域資源の有効活用や環境保全といった側面にも注目しており、持続可能なまちづくりを目指しています。

未来を共に旅する



この新たな総合計画は、自治体の上位に位置しながらも、多くの市民に知られていないという課題も抱えています。そのため、冊子のタイトルを「2021-2030…ふらの版みらいを旅するNOTE」とし、すべての市民が共に旅をするようなイメージを持たせることにしました。

さらに、全世帯に配布された「ふらの版みらいを旅する10年カレンダー」には、まちづくりに関するメッセージや計画の概要が印刷されており、地域住民が気軽に目にし、関心を持てる仕掛けとなっています。カレンダーは住民の日常に溶け込み、未来への意識を高める役割を果たしています。

みんなで未来を描く



さあ、富良野市ではこれからの10年間、地域を豊かにするために「美しい」のその先に向かって、みんなで共に未来を見に行く旅を始めましょう。新たな総合計画を通じて、すべての市民がアイディアを持ち寄り、互いに協力しながら未来を描く姿勢が、これからのまちづくりの新しいスタンダードとなっていくことを期待しています。

詳細



富良野市の新総合計画は市の公式ホームページからもダウンロード可能です。

富良野市公式ホームページ

お問い合わせ



富良野市企画振興課(電話:0167-39-2304)

会社情報

会社名
富良野市
住所
北海道富良野市弥生町1-1
電話番号
0167-39-2304

関連リンク

サードペディア百科事典: 北海道 まちづくり 富良野市 総合計画

Wiki3: 北海道 まちづくり 富良野市 総合計画

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。