更年期障害がキャリアに与える影響とその実態とは
2026年3月8日、国際女性デーを前に株式会社My Fitは、40代〜50代の働く女性300名を対象に「働く女性の更年期に関する意識調査」を実施しました。調査結果によれば、日本における更年期障害による経済損失は年間約1.9兆円に達すると推計されています。その一方で、約6割が日常的に不調を感じているものの、実際に医療機関を受診した女性はわずか7%に過ぎません。
この背景には、「更年期は病気ではない」という考えが根強く存在します。多くの女性が不調を隠して「平気なフリ」をし、キャリアにおいても退職や昇進を辞退する結果を招いています。調査データによれば、約23%の女性が心身の限界や職場の理解不足を理由にキャリアの選択を強いられています。
調査結果のハイライト
1.
60%が「なんとなく不調」を実感
約60%の女性が日常的な不調を感じている一方で、実際に治療を受けた経験者はわずか7.0%。これは、更年期症状であることに気づいていない現状を示しています。
2.
職場で「平気なフリ」をしている女性が約62%
サポートを求められない理由として、自己責任感や周囲への気配りを挙げる声が多く、結果として孤立を深めることが示されました。
3.
パフォーマンス低下とキャリアへの影響
不調を感じている女性の約30%が「パフォーマンスが50%以下」と実感しており、22.7%がキャリア選択での制約を経験したと認識しています。
4.
受診を阻む意識の壁
「更年期は病気ではない」と信じ込むことで、医療機関への受診を躊躇う状況が見受けられます。また、更年期専門医が国内で医師全体の0.4%しか存在しないという現実も、大きな課題です。
この調査結果は、女性が抱える健康課題の深刻さを浮き彫りにしました。My Fitは、提携医療機関である五十嵐レディースクリニックとともに更年期専門診療プラットフォーム「MYLILY」を運営しています。このプラットフォームは、オンラインでの医師診療を通じて、患者が必要な医療にアクセスしやすくするための仕組みを提供しています。患者は健康保険証を提示するだけで、保険適用の診療や処方を受けられ、手間を減らすことが可能で、治療の継続支援にもつながります。
代表取締役の山田真愛氏は、「更年期は自分の強さを見つけるための時間」と説明し、自社のプラットフォームがこの世代の女性にとって重要なサポートとなることを信じていると語ります。
まとめ
更年期障害に対する理解と認識は、働く女性のキャリアや生活に深く影響します。今後、社会全体で更年期に関する知識を深め、女性が自分らしく生きれる環境作りが求められています。「MYLILY」を通じて、私たちはこの課題に取り組んでいきます。