名古屋に登場したBEUTEA、日本初の中国茶ドリンク店の魅力とは

名古屋にオープンしたBEUTEAの魅力

2025年12月20日、マレーシア発の人気中国茶ドリンクチェーン、BEUTEA（ビューティー）の日本1号店が名古屋・栄にオープンしました。開店前から小雨の中でも行列ができ、最大1時間待ちの状況が続く中、来店者たちはこの新しい飲食体験を楽しみにしていました。

オープンから2日間は、混雑を緩和するために売れ筋商品に絞ったメニュー提供が工夫され、平均して49秒に1杯という高い効率での提供が実現しました。このような運営方針により、初日からの注目度は高まり、通常営業時間に戻った後も多くの来店者が見られました。

TEAへのシフトが進む世代

最近、日本国内では飲料市場が変化し、従来の「コーヒー一択」から「TEAを選ぶ」という方向に進化しています。全国清涼飲料連合会によると、2024年の茶系飲料の市場は前年比で108.5%の伸びを見せ、飲料市場の規模がほぼ同等に達しているというデータがあります。こうした変化を促進したのは、特に大手企業による「淹れたてTEA」の導入です。セブン‐イレブンでは、専用のマシンを使ってティーを提供する「セブンカフェティー」を拡充しています。

来店者の興味を引いたSNSの力

名古屋のBEUTEAには、250名の来店者を対象にした調査が行われ、8割以上の人がSNSで事前に店舗の情報を得ていたことがわかりました。特に、10〜30代の女性層がTwitterやInstagramなどを通じて情報をキャッチしている一方で、60代以上の女性はテレビのニュースで知って来店したというケースもありました。これにより、来店者は待ち時間を有意義に過ごすために事前にメニューを決めている傾向が強まり、待ち行列の中でも来店意思を堅持する要因となりました。

海外での体験も影響

調査した中で約1割が海外で中国茶ドリンクを飲んだ経験があったことが判明し、彼らは「その美味しさを再現したい」という気持ちで来店したと回答しました。特に男性からの意見が多く、海外で味わった記憶が来店の原動力になっていることも特徴的です。

実際の感想と人気メニュー

来店者の感想でも、「とても香りがよく、今までの紅茶とは違っていてびっくりした」という声が寄せられています。特に、「ジャスミングレープティー」はデザート感覚で楽しめる一杯として人気で、その独特な組み合わせが魅力とされています。

完全キャッシュレスの利便性

また、運営方針として完全キャッシュレスであることも特徴的です。このスタイルでも混乱は見られず、スムーズにオペレーションが行われています。日本のキャッシュレス決済比率も2024年には42.8%に達する見込みです。これにより、BEUTEAは今後ますます多くの支持を得ることでしょう。

BEUTEAの店舗情報

名古屋・栄の BEUTEA矢場町店は、テイクアウトも可能で、幅広いドリンクメニューと共に、軽食やスイーツも充実しています。初めての方には、「ジャスミンミルクティー」や「ジャスミングレープティー」などもお勧めです！

店舗情報は公式サイトやSNSでも随時更新されるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。