金井興業株式会社の80周年に向けたリブランディング
群馬県前橋市に本社を構える金井興業株式会社は、創業80周年を迎えるにあたり、リブランディングを実施しました。このプロジェクトは、ブランディングデザインを手掛ける株式会社デザインエイエムによってサポートされています。
リブランディングの背景
金井興業は1946年に設立され、地域のインフラを支えてきました。2026年には80周年という重要な節目を迎えるため、先代から受け継いできた「信頼」を基に、新たな企業の象徴が求められていました。このリブランディングは、単なる外部へのイメージ刷新だけでなく、社内のエンゲージメント向上やインナーブランディングの推進も目指しています。社員一人ひとりが自己成長を促し、人格を高めるための指針となるように、より深いアイデンティティの構築が求められました。
プロジェクトの進行
リブランディングにあたり、デザインエイエムでは金井興業の歴史や技術、未来への期待を理解するために、社員との丁寧なヒアリングを行いました。特にロゴ提案の際には約20名の社員が集まり、皆で真剣に意見を交わす場が設けられました。社員の熱意や企業愛が溢れるこのプロセスこそが、デザインの礎となりました。
新しいロゴデザインのコンセプト
新しいCI(コーポレートアイデンティティ)は、「人」が金井興業の強みであるとの思いから生まれました。デザインは次のような要素を取り入れています:
- - タグライン:「人と空間をみつめる」
- - ロゴの構成:ロゴは「人」と「Kanai」の頭文字「K」をモチーフにしています。
左側の三角形は「直線的」で技術力や信頼を表し、右側の「人」の文字は「曲線的」で柔軟性や人格を象徴しています。このデザインは、金井興業が追求する人間性や優しさが反映されています。
- - 群馬へのオマージュ:ロゴの「人」の形は、創業地群馬県に自生する「鶴」の姿も表現しており、地域への感謝の意が込められています。
- - 未来を表すグラデーション:ターコイズブルーからイエローへのグラデーションは、水と緑の象徴であり、明るい未来を期待させるデザインです。
これに基づき、名刺や封筒、社員の社章など、日々の業務で使用するブランドツールがリデザインされ、手にするたびに誇りを感じられるものとなりました。
新たな決意を形に
2026年6月1日の「上毛新聞」には、創業80周年に合わせた新聞広告が掲載されます。そのデザインには、赤城山のイラストとシンプルなビジュアルが特徴的で、群馬の地域と人々への思いが伝えられます。広告のキャッチコピーには「群馬の街、その呼吸を支えて80年」とされ、建物やインフラを手がけてきた金井興業の強い決意が感じ取れます。
プロジェクトを通じての思い
金井興業とともに地域社会のインフラを支える役割を果たせたことは、デザインエイエムにとって光栄なことです。「技術の金井」としての自負を今一度胸に、金井興業はこれからも「人」を大切にし、地域の発展へ貢献し続けます。
このように、金井興業のリブランディングは、企業としてのアイデンティティと地域社会への責任を再確認する大きなプロジェクトとなりました。これからの80年に向けた新たな一歩として、未来の展望が魅力的に広がっています。