タカコムが新発売する音声認識アプリ「VR-RS100RDWII」
株式会社タカコムから、待望のリアルタイム音声認識と通話録音を兼ね備えたアプリ「VR-RS100RDWII」が登場します。2025年7月22日からの販売開始を発表し、業務効率化の強力なツールとして期待されています。このアプリは主にコールセンターなどの業界での利用を想定しており、通話録音の便利さを最大限に引き出すために設計されています。
音声認識の重要性と課題
通話録音技術は、クレーム対応やオペレーター教育、業務の振り返りなど、多岐にわたって活用されています。しかし、録音した通話を聞き直す作業は多くの時間を必要とし、業務の効率化や負担軽減は常に課題でした。そこで、タカコムは音声認識技術の重要性に着目し、コストを抑えながらも高品質な音声認識を可能とする製品を開発しました。
VR-RS100RDWII の特長
この新製品が持つ特長は以下の通りです:
1.
音声認識エンジンの標準搭載:日立ソリューションズ・テクノロジーの音声認識エンジン「Ruby Dictation」を搭載しており、初回費用のみで運用できるため、維持費を気にする必要がありません。
2.
独自の用語登録機能:企業特有の用語やフレーズを音声認識エンジンに登録することが可能で、認識精度を更に高めます。これにより、業種ごとにカスタマイズされた結果を得ることができます。
3.
リアルタイムでの可視化:オペレーターは、通話中にリアルタイムでテキスト化された音声を確認できるので、即座に必要な情報を把握できます。さらに、「アフターコールワーク」機能を用いて録音情報を簡単に確認できます。
4.
検索機能の強化:音声データはアプリ内に保存され、日時や特定のキーワードで迅速にアクセス可能です。また、NGワードやカスハラワードは強調表示され、迅速な確認が可能です。
5.
応対品質の数値化:通話ごとの発話品質やあいづちの回数などをデータとして数値化し、評価や教育に活用できます。この定量的なデータは、オペレーターのスキル向上に役立ちます。
6.
要約サービスとの連携:AIに基づき、応対履歴の要約文を自動生成できるサービスとの連携により、報告書作成などの業務をさらに効率化できます。
7.
多様な適用シーン:ビジネスホンと簡単に接続できるアダプタ「SA-610」が付属しており、回線工事なしで利用できます。さらに、ノイズ低減機能を備え、高音質な音声認識を実現します。
結論
「VR-RS100RDWII」は、コールセンターを含むさまざまな業種において、業務の効率化とコスト削減を実現するために開発された強力なツールです。音声認識と通話録音が一つにまとまることで、オペレーターの負担を軽減し、より良いサービスの提供が期待できます。今後、このアプリがどのように業務の現場で利用されるか、大いに注目されるところです。
製品概要
- - 名称: リアルタイム音声認識&録音アプリ VR-RS100RDWII
- - 販売開始日: 2025年7月22日
- - 価格: 118,000円(税別)
タカコムのご紹介や製品の詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。