北川原公園のごみ搬入路に関する市民会議開催のお知らせ
市民のための会議が近づいてきています。令和5年10月27日(日)に、北川原公園にてごみ搬入路に関する市民無作為抽出方式での会議が開催されることが決まりました。この会議は、北川原公園ごみ搬入路の違法性を解消するための検討会からの中間報告を受けて行われます。
会議の目的
この会議は、北川原公園でのごみ搬入路の問題に市民の声を反映させることを目的としています。北川原公園ごみ搬入路に関する裁判が昨年、最高裁判所で上告受理申立てが不受理となり、その結果、二審の東京高等裁判所の判決が確定しました。これにより、日野市・国分寺市・小金井市の3市が共同で行ったごみ処理の流れに対して、都市計画を変更せずに搬入路を設置した行為が違法であるとされ、損害を与えてしまったという事態に直面しています。
違法性解消のための取り組み
市は、令和5年10月に「北川原公園違法性解消に向けた検討会」を設置しました。この検討会は、都市計画決定された歴史的な経緯を考慮しつつ、早期に公園を実現させるためのアイデアを求めています。これまでに8回の会議が開催され、令和6年8月には一定の方向性が見えてきたとの中間報告が市に提出されました。報告には、2つの解消案の提案と、クリーンセンター周辺の環境改善についても触れられています。
参加者の募集
市民会議は、15歳以上の市民から無作為に選定された4,000人を対象としています。参加者には、会議の議題について意見を述べる機会があります。プログラムは以下のように構成されています。
- - ラウンド1: 検討会から提案された2つの案の評価
- - ラウンド2: 周辺環境整備のアイデア出し
- - ラウンド3: 30年後の焼却場撤去を目指す
約4,000人のうち、現在39人が参加を希望しています。市民が直接意見を出し合い、地域の課題に取り組むことが期待されています。
具体的な日時と場所
- - 日時: 10月27日(日)午前10時~午後4時30分
- - 場所: 午前中は北川原公園、午後からは東部会館3階ホール
この会議は市民の声を政策に反映させるための大切な機会です。ぜひご参加ください。会議の詳細は、広報ひの特別号や公式サイトで確認できます。