深谷の野菜まるごと活用術
2024-04-09 10:00:03

深谷市で野菜まるごと調理イベント開催!生ごみ削減と健康増進を目指す取り組み

深谷市で野菜まるごと調理イベント開催!健康と環境を守る革新的試み



埼玉県深谷市では、健康増進と生ごみ削減を両立させる画期的な取り組みが進行中です。一般社団法人栄養まるごと推進委員会、深谷市、そして東都大学深谷キャンパスの連携により、4月20日(土)に「栄養まるごと調理イベント」が開催されます。

このイベントは、野菜の皮や芯など、普段捨ててしまう部分を余すことなく活用することで、栄養価の高い食事を摂りながら、生ごみの削減にも貢献することを目的としています。近年、健康志向の高まりとともに、栄養バランスの改善や食品ロス削減への関心も高まっています。このイベントは、そうした社会的なニーズに応える、まさに時代の要請に応える取り組みと言えるでしょう。

3月開催の「皮ごと生活1カ月チャレンジ」イベント



今回のイベントは、3月に深谷市役所で行われた「皮ごと生活1カ月チャレンジ」イベントに続く第2弾となります。このチャレンジイベントでは、120名を超える深谷市民が参加。専用のLINEアカウントを通じて、皮ごと調理のレシピやコツなどの情報を提供し、参加者自身の野菜摂取量の変化をベジチェックⓇという測定機器を用いて検証しました。1カ月後のアンケート調査では、生ごみ削減を実感した参加者や、野菜摂取量の増加を報告した参加者が多く見られました。この成功体験が、今回の調理イベントへの期待感をさらに高めていると言えるでしょう。

イベント内容:野菜の皮の新たな可能性



4月20日の「栄養まるごと調理イベント」では、東京慈恵会医科大学附属病院栄養部課長の濱裕宣先生を講師に迎え、野菜の皮をまるごと使った調理法を学ぶことができます。参加者は、普段捨てている部分の重量を実感するワークショップからスタート。その後、野菜の皮や芯などを活用した「ベジブロス(野菜の出汁)」と、それをベースにした「栄養まるごとカレー」を実際に調理します。

濱先生は、栄養学の専門家として、参加者に「皮ごと調理」の重要性と、その具体的な方法を分かりやすく解説。参加者は、実践的な調理スキルを習得できるだけでなく、健康と環境への意識を高める貴重な機会を得ることができます。

参加者募集とイベント詳細



イベントは、東都大学深谷キャンパスで開催され、参加費は無料です。深谷市民を対象に40名(抽選)を募集しています。参加を希望する方は、専用の応募フォームから申し込むことができます。

イベント概要

日程: 2024年4月20日(土)
時間: 10:00~14:00 (9:20受付開始)
場所: 東都大学2号館4階第2臨床栄養学実習室 (埼玉県深谷市上柴町西4-2-7)
持ち物: エプロン、三角巾、スリッパ
参加費: 無料
募集人数: 深谷市民40名 (抽選)
* 応募方法: 専用応募フォームより

「栄養まるごとプロジェクト」の取り組み



このイベントは、「栄養まるごとプロジェクト」の一環として開催されます。このプロジェクトは、野菜の皮に含まれる栄養成分に着目し、「野菜を皮ごと食べる文化」を創造することで、慢性的な栄養不足や食品ロス問題の解決を目指しています。環境省の「デコ活」にも参画し、CO2削減にも貢献しています。

まとめ



深谷市における「栄養まるごと調理イベント」は、健康増進と環境保全の両面から意義深い取り組みです。このイベントを通じて、より多くの人が「皮ごと調理」のメリットを知り、実践していくことを期待しています。

会社情報

会社名
一般社団法人 栄養まるごと推進委員会
住所
東京都港区浜松町2丁目2番15号浜松町ダイヤビル2F
電話番号
03-6459-0158

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