Kasperskyとインターポールの協力
2025-04-03 13:24:57

Kaspersky、インターポールと共にサイバー犯罪対策に貢献し306人逮捕

Kasperskyとインターポールが共闘



Kasperskyは、国際刑事警察機構(インターポール)が主導する「Red Card」作戦に参加し、アフリカ地域でのサイバー犯罪に立ち向かいました。この協力により、306人の逮捕と1,842台のデバイスの押収が行われ、サイバー犯罪が引き起こす深刻な被害への対策が強化されました。

「Red Card」作戦の概要



「Red Card」作戦は、2024年11月から2025年2月にかけて実施され、ベナン、コートジボワール、ナイジェリア、ルワンダ、南アフリカ共和国、トーゴ、ザンビアの7カ国の法執行機関が参加しました。この活動の目的は、国際的な犯罪ネットワークを壊滅させることで、各国の市民や企業を脅威から守ることです。特に、モバイルバンキング詐欺や投資詐欺、メッセージアプリを利用した詐欺などが厳しく取り締まられました。

逮捕者数と押収されたデバイス



この作戦によって逮捕された306人の中には、外国人を含む130人がナイジェリアで逮捕されました。彼らはオンラインカジノや投資詐欺に関与し、デジタル資産に収益を変換して痕跡を消していました。また、ザンビアでは、スマートフォンをハッキングする犯罪組織の14人が拘束されました。彼らは悪意のあるリンクを含むメッセージを送信し、ユーザーを騙してマルウェアをインストールさせていました。

ルワンダでは、2024年に30万5,000米ドル以上を騙し取ったソーシャルエンジニアリング詐欺に関与した45人が逮捕され、南アフリカ共和国では40人が逮捕され、1,000枚以上のSIMカードと53台のコンピューターが押収されました。

受けた影響と今後の展望



インターポールによると、「Red Card」作戦によって直に影響を受けたのは約5,000人の被害者です。この成功は、国際的な協力がサイバー犯罪と戦うために不可欠であることを示しています。インターポールのサイバー犯罪対策部責任者のニール・ジェットン氏は、今回の活動が犯罪者に対する強いメッセージになると強調しました。

Kasperskyのユリヤ・シュリコヴァ氏も、官民の協力が今後のサイバーセキュリティの課題に立ち向かうために重要であると述べました。同社は、アフリカ地域におけるサイバー犯罪対策に長年にわたり協力しており、「Africa Cyber Surge」作戦などにも積極的に参加しています。

Kasperskyの取り組み



Kasperskyは1997年に設立され、サイバーセキュリティとデジタルプライバシーに特化した企業です。これまでに10億台以上のデバイスを保護し、ユーザーの安全を守るために革新性に富んだセキュリティソリューションを提供しています。今後も、国際的な協力を通じて、サイバー犯罪に立ち向かっていく姿勢を変えず、より安全なデジタル環境を構築することに取り組んでいきます。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社カスペルスキー
住所
東京都千代田区外神田3-12-8住友不動産秋葉原ビル 7F
電話番号
03-3526-8520

関連リンク

サードペディア百科事典: インターポール Kaspersky サイバー犯罪

Wiki3: インターポール Kaspersky サイバー犯罪

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。