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AI搭載コンプライアンスSaaS開発企業、X-RegulationがMicrosoftの支援プログラムに採択

東京都中央区に拠点を置く株式会社X-Regulation(設立:2023年5月、資本金:1,050万円)は、コンプライアンス業務の効率化を支援するAI搭載SaaS「Compliance Wizard」を開発しています。同社は、Microsoftが提供するスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」に採択されたことを発表しました。

Microsoft for Startups Founders Hubとは？

「Microsoft for Startups Founders Hub」は、世界140カ国以上で展開されている、Microsoftによるスタートアップ支援プログラムです。採択された企業は、最大約5,000万円相当のITインフラ費用補助、開発ツール、技術サポート、プロモーション支援などを無償で受けることができます。このプログラムへの採択は、X-Regulationの技術力と事業計画の高さを評価された証と言えるでしょう。

Compliance Wizard：コンプライアンス業務の革命

X-Regulationが開発する「Compliance Wizard」は、「コンプライアンス対応をストレスフリーに」というスローガンを掲げ、AIを活用してリスク・コンプライアンス業務のワークフロー化、自動化を実現するAI-NativeなSaaSです。多くの企業にとって負担となっているコンプライアンス業務を効率化し、高度化することに貢献します。手作業による煩雑な業務をAIが担うことで、担当者はより戦略的な業務に集中できるようになり、企業全体の生産性向上に繋がります。

X-Regulation：誠実さを追求する社会課題解決型スタートアップ

X-Regulationは、「誠実さが優位性になる世界を創る」というミッションを掲げ、コンプライアンス領域における課題解決に取り組んでいます。その事業内容は、リスク・コンプライアンスに関するコンサルティングサービスと、Compliance Wizardをはじめとする自動化ツールの開発・提供、さらにコンプライアンス機能の金融システムへの組み込みなど多岐に渡ります。株主資本主義の問題に焦点を当て、社会課題解決にも貢献する姿勢が特徴です。代表の小田切 洋介氏は、この分野における深い知識と経験を活かし、企業のコンプライアンス体制強化を支援しています。

今後の展望

今回のMicrosoftからの支援を受け、X-RegulationはCompliance Wizardの開発をさらに加速させると発表しています。Microsoftとの協働によって得られる技術的支援や市場開拓へのサポートは、同社の成長を大きく後押しすると期待されます。今後、Compliance Wizardがどのような進化を遂げ、企業のコンプライアンス体制に貢献していくのか、注目が集まります。

まとめ

X-RegulationのMicrosoft for Startups Founders Hub採択は、AIを活用したコンプライアンスSaaS市場の成長を示す大きな出来事と言えるでしょう。Compliance Wizardが、多くの企業のコンプライアンス業務の効率化、高度化に貢献し、社会全体のコンプライアンス意識向上に繋がることが期待されます。 今後、同社の動向から目が離せません。

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