資生堂アートハウス作品展:小村雪岱 -江戸を夢見る-
資生堂アートハウスでは、2026年に小村雪岱の特別展示を実施します。この展覧会は、美術家としての彼の素晴らしい業績を振り返り、江戸時代の風情を現在に蘇らせる貴重な機会です。小村雪岱は、1887年に生まれ、1940年に亡くなった日本の絵画界の第一人者であり、特に江戸の情景を描くことで知られています。彼は東京美術学校(現・東京藝大)を卒業後、さまざまな分野でその才能を発揮しました。
雪岱の業績と影響
本展では、雪岱が1914年に手掛けた泉鏡花の『日本橋』の装幀を皮切りに、彼の作品がどのように評価されてきたかをたどります。1918年から1923年まで、資生堂の意匠部に所属し、当時の流行であった欧米スタイルに対抗すべく和風デザインに力を入れました。デザインの基礎を築く彼の仕事は、現在でも資生堂のブランドアイデンティティを形成する重要な要素です。
小村雪岱は日本画だけでなく、挿絵、装幀、舞台美術、映画考証など、さまざまな領域で活躍しました。彼の作品は高い品位を持ち、多くはモノクロームで描かれ、清廉で典雅な江戸時代の世界を再現しています。本展では、彼の挿絵原画をはじめとして、140点以上の作品を展示し、江戸の美しい風俗を観ることができます。
工藝を我らにセレクション 2026
同時に「工藝を我らにセレクション 2026 -美しく暮らす、四季のしつらえ-」も開催され、工藝品や道具類などが一堂に並びます。長い歴史を誇る工藝品が、日常生活の大切な要素であることを改めて気づかせてくれます。この展覧会では、正月から大晦日までの行事に合わせたセッティングが施され、季節ごとの美しさが楽しめます。
展覧会概要
- - 会期:2026年3月12日(木)~6月27日(土)
- - 休館日:日・月・火・水曜日(祝日の場合も休館)
- - 開館時間:10:00-16:30(入館は16:00まで)
- - 会場:資生堂アートハウス(静岡県掛川市下俣751-1)
この展覧会では、土日以外の平日も充実した文化体験を提供し、訪れる方々に深い感動を与えるでしょう。資生堂アートハウスは、2026年6月27日をもって閉館しますので、この貴重な期間にぜひ足を運んでください。江戸の風景を夢見るひとときをお楽しみいただけることでしょう。