元祖うなぎ再登場
2021-06-14 23:00:01
340年の歴史を持つ元祖うなぎのせいろむしが初めての挑戦!
340年の伝統を活かした新たな挑戦
福岡県柳川市に位置する老舗うなぎ店、元祖本吉屋は、340年もの長い歴史を誇る「うなぎのせいろむし」を新たにふるさと納税の返礼品として提供することを発表しました。この取り組みは、コロナ禍における売上減少という厳しい現状を乗り越えるための新たな挑戦です。
繁栄の歴史
本吉屋は天和元年(1681年)に創業し、初代秘伝のタレと店名物のせいろむしを長年にわたり大切に守ってきました。平常時には全国から多くの観光客が訪れる名店ですが、2020年からの新型コロナウイルスの影響により、来店客数と売上が約50%減少する厳しい状況を迎えました。
ふるさと納税の返礼品への登録
そのような困難な中で、本吉屋は新しい販路を開拓するために、インターネットを介した商品提供に踏み切ることを決定。柳川市のふるさと納税の返礼品として「うなぎのせいろむし」を初めて登録する運びとなりました。これにより、全国から家庭で本格的な美味しさを楽しむことが可能になります。
提供される返礼品
返礼品として提供されるのは、定番の「うなぎのせいろむし」をはじめ、蒲焼、白焼、そしてうなぎの骨の唐揚げ「うなポリ」が含まれています。それぞれの料理は本吉屋にて、専門の職人が作り上げる特別な味を自宅でも再現できるよう工夫が施されています。
お店の味を自宅で再現できる
特に「うなぎのせいろむし」は、秘伝のタレをまぶしたご飯と、一緒に蒲焼や錦糸卵が添えられ、冷凍して配送されます。解凍方法にも細心の注意が払われており、自宅にいながらにして、本吉屋の味を楽しむことができるのです。さらに、急速冷凍装置を導入することで、職人が手掛ける味わいをそのまま閉じ込め、旨みを逃がさない工夫がなされています。
地域への愛と感謝の気持ち
元祖本吉屋の10代目、代表取締役の本吉勉氏は、「私たちが今できることは、食を通して全国の皆様に柳川の魅力を伝え、名物料理を家庭で手軽に楽しんでもらうことです」と話しています。この挑戦を通じて、地域を元気にし、また多くの人に本吉屋の味を知ってもらうことを目指します。
新たな時代のふるさと納税
ふるさとチョイスの担当者も、300年以上の歴史を持つ本吉屋の新たな挑戦に感謝の意を示しており、この取り組みが地域の活性化や新たな商品流通の選択肢として重要であることを強調しています。
まとめ
本吉屋の新しい取り組みは、約340年の歴史と伝統を持つ味を未来につなぐ大切な一歩です。これからも彼らの挑戦から目が離せません。ふるさと納税を通じて、ぜひご家庭で元祖の「うなぎのせいろむし」を味わってみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社本吉屋
- 住所
- 福岡県柳川市旭町69
- 電話番号
-
0944-72-6155