阪急交通社が健康経営優良法人2025に6年連続認定
2023年3月10日、阪急交通社が「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」において6年連続の認定を受けたことが発表されました。同社の代表取締役社長である酒井淳氏は、企業の成長と発展において従業員の健康が重要な役割を果たすとの考えに基づき、健康経営の方針を実践してきたと述べました。
阪急交通社では、企業理念の一環として「人の尊重」を掲げており、従業員やその家族の健康が企業の未来にとって不可欠な要素であると位置づけています。このビジョンを元に、会社は2018年に「健康宣言」を制定し、その後の2020年には「阪急阪神ホールディングスグループ サステナビリティ宣言」にも力を入れ、「一人ひとりの活躍」を重要なテーマとして設定しました。
健康経営の取り組み
健康経営の推進において、同社は労使協議会を定期的に開催し、各事業所での衛生委員会や産業医、健康保険組合と連携し、従業員とその家族の健康課題を分析する体制を整えています。これに基づいて、施策の立案・実施・検証を行い、連続的な改善を図ることが不可欠です。
具体的な取り組みとして、2024年からは2名の産業保健師が社内に常駐し、次の3つの重点課題に取り組みます。
1.
カラダの健康:定期健診の受診促進、生活習慣病予防、有所見者の精密検査、オンライン禁煙外来の支援など。
2.
ココロの健康:ストレスチェックの実施、メンタルヘルス教育、休業者の職場復帰支援体制の整備。
3.
職場の健康:労働時間の適正化、活力ある職場の構築、受動喫煙の防止策の導入。
健康経営優良法人認定制度について
健康経営優良法人認定制度は、健康経営に優れた法人を認定し、その取り組みを「見える化」することで、求職者や取引先からの評価を高めることを目的としています。この制度により、企業は従業員の健康管理を戦略的に行い、社会的評価を得ることができるのです。
阪急交通社では、今後も健康の維持・増進を目指し、一人ひとりの多様な個性や能力を最大限に引き出すための施策を推進していく方針です。また、従業員とその家族が安心して働ける職場環境の整備を進めることで、地域や社会への貢献も果たすことを誓っています。
阪急交通社は、阪急阪神ビジネストラベルも同様に健康経営優良法人2025に認定されており、企業全体で健康経営への取り組みを強化しています。これにより、すべての従業員が健康で活力に満ちた生活を築けるよう尽力していきます。
公式サイト:
阪急交通社
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健康経営の取り組みについて