新鮮な熟成魚
2018-11-15 10:01:18

新たに登場!日本初の熟成技術で生まれた鮮魚の魅力

日本初の革新技術で生まれた『発酵熟成熟鮮魚』



日本の魚消費量が減少する中、川崎市から新たな試みが始まります。明治大学と株式会社ミートエポックが共同開発した「エイジングシート」という特許出願中の技術を駆使し、11月15日より『発酵熟成熟鮮魚』の販売がスタートします。この革新的なアプローチにより、通常4~7日で腐敗が始まる魚が、20~23日間もの長期熟成を経ても新鮮さを保つことが可能となります。

「エイジングシート」は、肉の熟成に使用されるもので、人体に無害な菌を用いて短期間で味わいを引き出します。この技術は、限られた時間で安定的に鮮魚を熟成させることを可能にし、食品の新たな価値を提供します。

魚市場の厳しい現状と新たな挑戦



川崎市にある中央卸売市場北部市場は、1988年に対して取扱量が3分の1以上も減少しており、地域の魚市場は深刻な危機に直面しています。そこで、川崎北部市場水産仲卸協同組合は、新しいブランドを立ち上げ、「エイジングシート」を活用した商品開発に取り組んできました。この新しい試みが、地域の魚市場再興につながることが期待されています。

『発酵熟成熟鮮魚』の特徴には、臭みがなくなり、ミルクやナッツのような独特の香りが漂うことが挙げられます。これにより、消費者に新しい食体験を提供し、魚の魅力を再発見してもらうことが目的です。

提供店舗と販売内容



『発酵熟成熟鮮魚』は、3つの店舗で取り扱われることが決定しています。対象店舗は、着席型大型店「寿司 魚がし日本一 川崎店」、立喰店「寿司 魚がし日本一 みなとみらい店」、そして魚河岸料理「青ゆず寅 豊洲」です。

特に注目したいのが「熟成まぐろ食べ比べ4貫セット」で、これは980円(税抜)で提供され、まぐろの違いを堪能できる絶好の機会を提供します。この取り組みは、食通の方々や観光客にも訴求する新たな商品として打ち出されています。

未来の展望



ミートエポックは、「エイジングシート」を利用して他地域の市場や漁業関係者との連携を進めていく方針です。将来的には、さらに多様な魚の熟成技術を拡大し、通販サイトなどを通じて全国にその魅力を広げていく予定です。

この新しい技術と商品展開は、魚市場への新風を吹き込むことでしょう。定番を超えた新感覚の鮮魚体験をぜひご堪能ください。

会社情報



  • - ミートエポック
本社:神奈川県川崎市多摩区三田2-3227
設立:2016年7月
事業:エイジングシートの製造

  • - 川崎北部市場水産仲卸協同組合
本社:神奈川県川崎市宮前区水沢1-1-1

  • - 株式会社にっぱん
本社:東京都千代田区有楽町2-10-1

新しい魚文化の創造が、あなたを待っています。

会社情報

会社名
株式会社ミートエポック
住所
神奈川県川崎市多摩区三田2-3227
電話番号
03-6450-6516

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