AI添削トレーニング登場
2025-02-06 10:27:59

高校生向けAIによる小論文添削サービス、2025年3月から提供開始

高校生向けAIによる小論文添削サービス、2025年3月から提供開始



株式会社増進会ホールディングスのグループ企業であるエデュケーショナルネットワークは、2025年3月より私立・公立高等学校で使用できるAIを利用した小論文および志望理由書の添削サービス「AI添削トレーニング」を発表します。このサービスは、教育現場からの要望を反映し、大学入試の変化に対応する新たな試みです。

背景とサービスの必要性



近年、大学入試における選抜方法が大きく変わり、多くの高校生が小論文試験や志望理由書の提出を求められるようになっています。文部科学省の調査によると、私立大学の募集人数の約半数が年内入試を占めており、特に小論文が重要視されるようになっています。しかし、これに対し教員の多くが添削のための時間を確保するのが難しいと感じており、実際に私立中学・高校の教師の7割以上が人手不足を訴えています。

そこで「AI添削トレーニング」が開発されました。このサービスはAIが添削を行うため、教員の負担を軽減し、生徒一人ひとりに迅速なフィードバックが可能になります。

「AI添削トレーニング」の特長



このサービスにはいくつかの特長があります。まず、教育に特化したAIが最短72時間で添削を返却します。長年の教育現場での経験を基にした独自に開発されたAIが、的確かつ迅速な添削を行います。

添削の流れ


1. 答案作成: 学生はマイページに課題に対する答案を入力し、提出します。紙面での提出は必要ありません。
2. 添削期間: AIが添削を行い、その後、専門の講師とスタッフがチェックを行います。
3. 答案返却: 添削結果はマイページ上で発表され、生徒は次の課題に進むことができます。

AIと専門家の連携



AIが作成した添削結果は、専門講師やスタッフが確認してから生徒に返却されます。これは、学校での添削基準や安全基準をもとにしており、正確かつ安全なフィードバックが提供されることが保障されています。また、添削では誤字や脱字の修正の他にも、内容の評価を行い、模範解答の提供ではなく「アドバイス」を中心とした指導が行われます。これにより、生徒たちは自ら考えて文章をリライトする力を養うことができます。

活用方法の例



「AI添削トレーニング」は、様々なシーンでの活用が可能です。たとえば高校1・2年生を対象とした小論文対策の入門講座や、高校2・3年生向けの入試対策講座として用いることができます。特に、高校2年生からの通年講座や、3年生の短期講座として設計することも可能です。

商品概要


  • - サービス名称: AI添削トレーニング
  • - 販売開始日: 2025年3月3日(月)
  • - 対象: 全国の私立・公立高等学校
  • - 推奨環境: Windows、Mac、最新のブラウザ環境

会社情報



エデュケーショナルネットワークは、2003年に設立された教育関連の企業で、教育機関を対象に広範な支援サービスを提供しています。所在地は東京都千代田区で、代表は大久保忠志氏です。詳細は公式ウェブサイト(https://www.e-network.jp)で確認できます。

「AI添削トレーニング」は、教育現場のニーズに応える画期的なサービスであり、高校生たちの小論文対策に新しい風を吹き込むことでしょう。生徒が自分の言葉で自信を持って表現できるサポートを通じて、より良い学びの環境を実現することを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社増進会ホールディングス
住所
静岡県三島市文教町一丁目9番11号
電話番号
055-976-9711

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。