クラウドソーシング業界の未来を担う!クラウドソーシング協会設立とサミット開催
クラウドソーシング業界をリードする新たな組織誕生:クラウドソーシング協会
2014年、日本のクラウドソーシング業界に大きな動きがありました。これまで任意団体として活動していた「クラウドソーシング協議会」が発展的に解消され、「クラウドソーシング協会」が正式に設立されたのです。この協会設立には、100社を超える企業・団体が参加し、業界の期待の高さが伺えます。
協会設立の目的は、クラウドソーシングの活用を通じて、日本全国の個人に就労機会を提供し、ひいては社会全体の活性化に貢献すること。急速に拡大するクラウドソーシング市場において、その健全な発展を促す役割を担うことが期待されています。
協会設立の背景:急成長する市場と業界のニーズ
クラウドソーシング市場は、近年目覚ましい成長を遂げています。多くの企業が業務の一部を外部委託するようになり、個人は場所を選ばずに働くことができるようになりました。しかし、この市場の拡大に伴い、業界全体のルール整備や情報共有の必要性が高まっていたのも事実です。
そうした背景から、「クラウドソーシング協議会」は、業界の意見交換や情報発信を通じて市場の健全化に貢献しようと尽力してきました。そして、さらなる発展を目指し、より組織的な活動を行うために「クラウドソーシング協会」へと発展したのです。
協会の活動:サミット開催や会員向けサポート
クラウドソーシング協会は、設立後、様々な活動を展開しています。具体的な活動内容としては、以下のようなものがあります。
勉強会・セミナーの開催: クラウドソーシングに関する知識やノウハウを共有する場を提供。
分科会の設置: 業界が抱える課題を解決するための議論の場。
政府・行政との意見交換: 政策提言などを通して業界の発展に貢献。
会員同士の交流: ネットワーク構築による情報共有促進。
情報発信: メールマガジンなどを通じた最新情報提供。
クラウドソーシングサミットの開催: 業界関係者が一堂に会し、情報交換や議論を行うイベント(年1回開催予定)。
これらの活動を通して、協会は会員企業・団体をサポートするとともに、業界全体の活性化に貢献することを目指しています。
第1回クラウドソーシングサミット:業界の未来を展望
2014年7月8日には、協会設立を記念して「第1回クラウドソーシングサミット」が開催されました。このサミットは、業界関係者にとって貴重な情報交換の場となり、今後のクラウドソーシング業界の発展に向けて活発な議論が行われました。
協会の運営:理事陣と会員制度
協会の運営には、各業界を代表するそうそうたるメンバーが名を連ねています。理事には、株式会社クラウドワークスの吉田浩一郎氏、株式会社パソナテックの森本宏一氏、株式会社ライフネスの城戸康行氏、ランサーズ株式会社の秋好陽介氏、株式会社リアルワールドの菊池誠晃氏といった著名な人物が就任。これらの理事の指導の下、協会は今後の活動を進めていくことになります。
会員には、正会員と賛助会員の2種類があり、いずれも入会金は無料で、年会費は24,000円です。正会員はクラウドソーシング事業を営む法人・団体、賛助会員はクラウドソーシング関連事業を営む法人・団体が対象となっています。
まとめ:未来への展望
クラウドソーシング協会の設立は、日本のクラウドソーシング業界にとって大きな転換点となりました。協会の今後の活動次第では、より健全で発展的な市場の形成に大きく貢献することが期待されます。今後の活動に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社クラウドワークス
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワー6階
- 電話番号
-
03-6450-2926