神戸に次世代アリーナ
2025-03-03 14:51:50

270度海に囲まれた次世代アリーナ「GLION ARENA KOBE」竣工に向けた新たな価値創造

神戸に誕生する次世代アリーナ「GLION ARENA KOBE」



兵庫県神戸市に、新たなシンボルとして「GLION ARENA KOBE」が完成しました。このアリーナは、日本初の270度海に囲まれた設計となっており、そのユニークな特徴と最新の技術が融合しています。

開発背景と目的



このプロジェクトは、NTT都市開発株式会社と株式会社One Bright KOBEが中心となり、地域活性化を目指して進められてきました。神戸市が公募した新港突堤西地区の再開発事業において、NTT都市開発が優先交渉権を獲得しました。神戸市は、このプロジェクトにより地域の中心となるランドマークを創出し、新たな価値を提供することを期待しています。

アリーナの竣工は、阪神・淡路大震災から30年の節目となり、地域への感謝を込めた重要なプロジェクトでもあります。

アリーナの特徴



「GLION ARENA KOBE」は、収容人数約1万人の関西最大級の多目的アリーナであり、プロバスケットボールチーム「神戸ストークス」のホームとなります。ここでは、バスケットボールの試合はもちろんのこと、音楽コンサートやさまざまなイベントが行われる予定です。アリーナ内にはVIP専用フロアがあり、特別な観戦体験を提供することを目的としています。

また、アリーナの外にはオープンテラスを持つ飲食店も配置される予定で、訪れる人々が楽しめる空間を提供します。神戸ウォーターフロントの美しい景色を楽しみながら、地域住民と観光客が集う賑わいの場となることを目指しています。

デザインと環境配慮



外観デザインは、「神戸から感動と興奮を発信する」というテーマのもと、特徴的なV字の屋根形状が採用されています。このデザインは、夜のライトアップ時には神戸の美しい景色と溶け込み、新たなランドマークとして存在を示します。

さらに、アリーナは持続可能な設計がされています。全熱交換器の導入や空調負荷軽減により、約52%のエネルギー削減を達成し、国内初となる「ZEB Ready」認証を獲得しました。環境にも配慮しつつ、未来につながる持続可能な空間を提供することを目指しています。

セミナーと地域活性化



アリーナの開業にあたって、NTT都市開発は地域活性化に向けた事業連携も進めています。アリーナを拠点にした新たなまちづくりや社会課題の解決に向け、地域とのつながりを重視した運営を行う方針です。

2025年4月の開業を予定しており、神戸市民や訪問者がここで新しい体験を得ることが期待されています。新たな文化やスポーツの発信地として、GLION ARENA KOBEがどのように成長していくのか、今後が楽しみです。

今後の展望



アリーナの開業とともに、神戸ストークスも新たなシーズンを迎えます。2026-27シーズンからはB.LEAGUE PREMIERに参加予定で、GLION ARENA KOBEがその舞台となります。これにより、地元チームの成長を支え、地域のスポーツ文化をさらに盛り上げることが期待されています。

新しい時代を迎えた神戸市において、「GLION ARENA KOBE」が果たす役割は今後ますます重要になっていくことでしょう。地域の方々とともに、皆が楽しめる空間を創り上げていくことが求められています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

会社情報

会社名
NTTアーバンソリューションズ株式会社
住所
東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。