東京ドームホテル、AIによる新たな接客体制を導入
2026年6月29日、東京ドームホテルが自律更新型AIナレッジ基盤「talkappi KNOWLEDGE」を導入しました。この取り組みは、宿泊客に対するサービス向上を目的としており、館内での案内情報を一元管理し、AIを活用した効率的なゲスト対応を実現します。
導入の背景と課題
東京ドームホテルでは、公式ウェブサイトの情報更新が頻繁に行われており、特にレストランフェアやメニュー変更の際に宿泊部の担当者が忙しくなっていました。以前は、各部署から最新情報を収集し、チャットボットに反映させるための作業に多くの時間がかかっていました。さらに、旧来のチャットボットでは特定のキーワードを含まない質問に正しく対応できない問題も抱えていました。このため、ゲストが求める情報を即座に提供することが難しい状況だったのです。
これらの課題を解決するために、東京ドームホテルは「talkappi KNOWLEDGE」を導入しました。このAIナレッジ基盤は、自律的に情報を収集し、理解して更新することで、チャットボットの運用を効率化しました。今後は、リアルタイムで正確な情報を維持し、ゲストの多様な質問に的確に対応することが期待されています。
talkappi KNOWLEDGEの機能と特徴
「talkappi KNOWLEDGE」では、宿泊施設内に散在する情報を一元的に管理します。具体的には、サイトの更新内容を常にAIが自動で取り込み、情報の矛盾や漏れを防ぐ仕組みが整っています。このシステムによって、ホテルのチャットボットや電話、メールなど、様々なチャネルで統一した情報を簡単に提供できるようになります。
また、新しいUIの「talkappi CHATBOT」は、生成AIを活用してゲストの質問の意図を理解し、対話がより自然に行えるよう設計されています。これにより、問い合わせ対応業務の負荷が軽減され、より高品質なゲストサービスが実現します。
ご担当者のコメント
「talkappi KNOWLEDGEを導入して最も便利だと感じるのは、FAQの更新作業が大幅に削減されたことです。以前は手作業で行っていた作業がAIによって自動化され、非常に効率的になりました」と東京ドームホテルの担当者は語ります。その結果、運用リソースの大幅な削減につながったとしています。
東京ドームホテルとは
東京ドームホテルは東京都文京区に位置し、ビジネスやレジャー、イベント利用に優れたロケーションを持つフルサービスホテルです。多様なレストランや充実した施設を備え、2026年で開業26周年を迎えます。ホテルは、絶え間ない改善とサービス向上を追求し続けています。
今後の展望
アクティバリューズは、今後も「talkappi KNOWLEDGE」を通じて、宿泊施設における自社のナレッジ活用を促進する方針です。予定されている機能強化には、メール自動返信や電話自動応答、さらには予約業務などがあります。これにより、蓄積された情報がゲストとのあらゆる接点で有効に活かされる環境を整えることを目指します。また、外部システムとの連携も図り、ホテル向けのAIエージェントの進化を続けることを宣言しています。
多くの顧客が期待を寄せるこの新たな取り組み。東京ドームホテルは、AIを活用した新しい接客体制を通じて、より良い宿泊体験を提供することを目指しています。