新横浜ラーメン博物館に登場する『博多文福』の魅力
新横浜ラーメン博物館が誇るラーメンの祭典、ラーメンコンテスト「佐野実メモリアル ラーメン登龍門2024」で優勝を飾ったのが、福岡の名店『博多文福』です。この名店は2024年8月1日から1年間、期間限定でラーメン博物館に出店します。優勝作の「淡麗生味噌ラーメン」は、国内外で培った经验を基にした独自の味わいが魅力です。
優勝作の秘訣
「淡麗生味噌ラーメン」は、太麺と細麺を組み合わせた“ミックス麺”が特徴。審査員たちから高い評価を得たこのラーメンは、スープに使用されるのは鶏と豚の白湯と和風だしのWスープで、独自のブレンドにより深みとコクが増しています。また、火入れをしない生味噌を使用することで、麹のフレッシュな風味が最後まで楽しめるように工夫されています。
店主・島津 智明氏のこだわり
店主の島津智明氏は、福岡で生まれ育ち、さまざまな国での経験を積んだラーメン職人です。彼は「一風堂」の一員として25歳でエリアマネージャーに就任した後、北米の拡大にも尽力しました。2021年に福岡に帰郷し、味噌ラーメン専門店『博多文福』を開業しました。日本の発酵文化や醸造文化への深い理解をもとに、彼は「子供からお年寄りまで楽しめる味噌ラーメン」を目指しています。
レシピに込めた想い
島津氏は、「自分のラーメン屋は、帰省した学生たちが“久しぶりに文福行こうか!”と言って訪れたくなる町のラーメン屋を目指している」と語っています。地産地消の観点から、国産小麦や地元の食材を大切にし、質の高いラーメンを追求しています。今後のラーメン登龍門のテーマが“味噌”と“国産小麦”とされていたため、このコンテストへの参加を決意したそうです。
審査員からの評価
多くの評価を受けた「淡麗生味噌ラーメン」に対し、審査員たちはその食感やスープのバランスに感心した様子でした。「麺の食感はつるみがあって良かった」「濃厚なスープによく絡む」「飽きが来ない」など、さまざまな声が寄せられました。
出店への意気込み
優勝の発表を受けた時、島津氏は驚きとともに責任を感じたと振り返っています。「ラー博への出店は私自身のこれまでの経験と感謝を形にする場です。この機会を通じて、さらにきめ細やかなラーメン作りに挑戦し、訪れたお客様に喜んでもらえるよう努めたい」と意気込みを語りました。
福岡の名店『博多文福』が、ラーメン博物館で一体どのような味と体験を提供するのか、楽しみにしているファンも多いことでしょう。詳細は公式サイトをチェックして、ぜひその雅な味わいを体感してみてください。
博多文福の詳しい情報