和歌山県に本社を置くクオリティソフト株式会社は、ドローンを用いたプログラミング言語学習キットの累計出荷数が2700セットを突破したと発表しました。
2020年度に小学校でプログラミングが必修化されて以降、中学校や高校でもプログラミング教育が盛んになっています。プログラミング学習を通して、論理的思考力や創造性、問題解決能力を育成することが目的です。
クオリティソフトの「ドローンプログラミング言語学習キット」は、2019年5月の販売開始以来、多くの教育機関に採用され、実績を積み重ねています。
この学習キットは、ドローンの飛行をプログラミングすることで、プログラミングの基礎を学ぶことができます。ScratchやPythonに対応しており、現在「Scratch編」「Python 入門編」「Python 応用編」の3種類が販売されています。
学校関係者からは、ドローンという新しい技術に触れる機会が増えることで、プログラミング学習だけでなく、新たな発想や社会課題解決に向けた思考を育むことが期待されているようです。
2024年度には、高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)の採択校が増加し、ドローンプログラミング教材への関心が高まっているとのことです。
クオリティソフトは、今後も「楽しく、自主的な学び」を促進するプログラミング教材の開発に取り組んでいくとしています。