にっぽん丸、2026年のグランド・フィナーレを迎える豪華旅程を発表

にっぽん丸グランド・フィナーレ発表

2026年春、三井オーシャンクルーズが運営する「にっぽん丸」が感動的で特別な旅の終焉を迎えます。この日本のクルーズ船は、1990年に就航して以来、多くの人々に夢と感動を提供してきましたが、2026年5月10日に横浜港大さん橋国際客船ターミナルに帰着したのをもって、引退することが決まりました。

12本のグランド・フィナーレ旅程

三井オーシャンクルーズは、2026年4月から5月にかけて行うグランド・フィナーレの12本の旅程を発表しました。各クルーズでは、過去の寄港地やお世話になった港を回りながら、にっぽん丸ならではの思い出深い体験を提供します。特に注目されるのは、各旅程の中で実施される「Thanks Dinner」で、地元の食材を使用した一皿を楽しむことができます。また、旅のささやかなプレゼントも用意されています。

さらに「にっぽん丸スペシャルエンターテイメントクルーズ」や「春の横浜ワンナイトクルーズ」といったテーマクルーズのほか、2026年のゴールデンウィークには人気の「日本一周クルーズ」を催行し、新宮（和歌山）や函館（北海道）、宮古（岩手）など、日本各地の春の名所を巡ります。最後の夜には秋川雅史さんのコンサートが予定され、クルーズの盛況を彩ります。

食とエンターテイメントの融合

特に目を引くのは、「にっぽん丸春の船旅～食とワインのマリアージュ～」です。これは、にっぽん丸のハウスワインを手掛けるソムリエ・田崎真也さんを招き、特別なペアリングディナーを提供するクルーズです。また、千住真理子さんの演奏も予定されています。これによって、食と音楽の両方を楽しむ贅沢な時間が創造されます。

グランド・フィナーレのクルーズ期間中には、船上での豪華なひとときをゆったりと過ごすための旅程が組まれており、特別な体験を通じて、乗客の思い出に深く刻まれることでしょう。最後のクルーズでは、三井オーシャンクルーズならではのおもてなしが提供され、多くのお客様のご参加が期待されています。

新たな航海に向けて

引退後は、「MITSUI OCEAN FUJI」の運航が始まり、三井オーシャンクルーズは新たな時代を迎えます。これからも、にっぽん丸で培った経験と伝統を継承しつつ、新しい船でも多彩なクルーズを提供していくことが約束されています。

興味がある方は、2025年8月25日から開始される仮予約を通じて、この特別な旅の一部となることをお勧めします。また、パンフレットの詳細は三井オーシャンクルーズの公式サイトやクルーズデスクにて確認が可能です。