トルクメニスタンの化学産業を支えるTOYOの新たな挑戦とは
TOYOがトルクメニスタンで挑む大型ガス化学コンプレックス改修プロジェクト
東洋エンジニアリング株式会社(TOYO)は、トルクメニスタンにおいて、同国の国営企業トルクメンヒミヤ社と連携し、大型ガス化学コンプレックスの大規模改修業務の第1フェーズを受注しました。このプロジェクトは、TOYOが1961年の創業以来培ってきた技術と経験を活かし、トルクメニスタンの化学産業に新たな価値を提供するものです。
プロジェクトの背景
トルクメニスタンはその豊富な天然ガス資源を背景に、ガス化学産業の発展を目指しています。TOYOが受注した改修プロジェクトは、トルクメンヒミヤ社が運営するガス化学コンプレックスの効率化及び生産性向上を図る重要なものです。TOYOは過去にも、トルクメニスタン内で複数の化学プラントの建設に関与し、地域における確固たる実績を誇ります。
今回のプロジェクトは、TOYOとトルコの大手建設企業ルネサンス社とのコンソーシアムが主導で進められます。ルネサンス社は、設計や機器の一部調達において重要な役割を果たします。TOYOはガス分離設備、エチレン製造設備、ポリプロピレン製造設備に関する詳細計画を担当し、トルクメンヒミヤ社は今後の次フェーズにおいてもTOYOとルネサンス社との協力を視野に入れています。
期待される成果
本プロジェクトが完了する2028年には、トルクメンヒミヤ社のガス化学コンプレックスは最新鋭の設備に生まれ変わる予定です。これにより、同社の生産能力や効率性が向上し、トルクメニスタン全体の化学産業の発展に寄与することが見込まれます。TOYOはガス化学および肥料プラント建設の豊富な経験を元に、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けます。
TOYOの展望
TOYOは、アジアや中東を含む多様な地域でのプロジェクトを手掛けてきました。今回の石油化学プラントの改修は、トルクメニスタンにおけるさらなるプロジェクトの開発の足掛かりとなります。TOYOのミッションは「エンジニアリングで地球と社会のサステナビリティに貢献すること」です。今後も継続的に、地域のニーズに応じたプロジェクトを実施し、グローバルな視点で持続可能な発展を追求していく所存です。
dこのプロジェクトに関与することで、TOYOはトルクメニスタンの化学産業におけるリーダーシップを確立し、業界の発展を促進するための重要な役割を果たします。トルクメニスタンの未来を共に築くために、TOYOの挑戦が始まります。
会社情報
- 会社名
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東洋エンジニアリング株式会社
- 住所
- 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目1番地 幕張テクニカルセンター
- 電話番号
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043-274-1000