クオンがシンガポール法人を設立し新アプリ『CryptoCrystal』を始動
アプリ『CryptoCrystal』の概要
クオン社がシンガポール法人を立ち上げ、ブロックチェーン技術を利用した革新的なアプリ『CryptoCrystal(クリプトクリスタル)』の運営を開始しました。本アプリは、ユーザーが宝石キャラクターを「掘り」「育て」「交換できる」システムを提供し、ERC721トークンを活用した独自のキャラクター体験を楽しむことができます。
このトークンの特性により、各キャラクターは「代替不可能」「有限」「希少性」を有し、資産としての価値も持ちます。
初期登録からの進化
『CryptoCrystal』は、2018年3月に事前登録を開始し、瞬く間に15万件の登録者を達成。5月には正式公開され、約10,007のキャラクターが生まれました。このアプリの人気は、世界中のプレイヤーに広がり、イーサリアムのERC721トークンを使用するキャラクター・アセットのデータベース『OpenSea』で、なんと世界12位に輝いています。これにより、クオン社は国際的な認知を得ることとなりました。
グローバル展開とメディアの反響
『CryptoCrystal』は現在、英語版が公開されていますが、クオンが持つキャラクターデザインに関するノウハウが認められ、北米、ロシア、欧州、アジアといった多様な地域のお客様に利用されています。さらに、ブロックチェーン関連メディアでも取り上げられ、高い評価を得ております。
特に『CoinDesk』の記事では、「Non-Believable Tokens」と題し、ERC-721トークンに基づく注目アプリの一つとして紹介されています。また、DAppsのハッカソンイベントでの受賞実績もあり、技術的な先進性が広く認識されています。
開発チームの紹介
開発チームには、さまざまな専門家が集まっています。UI/UXデザインを担当するFuturizeの瀧嶋篤志氏や、プロダクトリードを務める中村昂平氏がいるトークンポケット、さらにはブロックチェーンエンジニアとしても多くのプロジェクトに携わっているゆで卵氏など、各分野の専門家がしっかりとサポートしています。
今後の展開
プロジェクトは順調に進んでおり、2017年12月に始動したこの計画は、2018年3月の事前登録から正式公開に至り、すでにキャラクター採掘状況を視覚化する「Crystal Dashboard」といった新機能の追加も計画されています。
クオン社の背景
クオン社は、LINEスタンプやVTuberなど、ネット発のキャラクター事業を展開する先駆的な企業です。スタンプはこれまでに24億件以上ダウンロードされ、日本のみならず、海外でもグッズ展開が行われています。日本を中心に、アジア各国、さらにはグローバルに事業を進める中で、『CryptoCrystal』を契機に新たな市場を切り開いていくことでしょう。
お問い合わせ
クオンに関する詳細や問い合わせについては、以下の連絡先をご覧ください:
新たなデジタル体験を提供する『CryptoCrystal』の進化に、ぜひご注目ください。