遠鉄バス、乗務員の働きやすさ向上を目指す新しい取り組み
遠州鉄道株式会社は、バス乗務員の "働きやすさ" の向上を目的に、2025年5月1日より新たにポロシャツを導入することを発表しました。この新制服は、夏季の作業環境を考慮したもので、既存の制服と併用する形で運用されます。
新制服ポロシャツの導入
近年の厳しい暑さに対応し、通気性に優れたポロシャツを採用します。このポロシャツは、半袖と長袖から選べる仕様となっており、特に夏場における快適な業務遂行をサポートします。加えて、湿気を吸収して素早く乾燥する素材が使用されており、汗をかいても快適さを保つための工夫がされています。
自由な服装選択制度
制服に関連する新制度として、制帽やネクタイ、サングラスなどの着用についても選択肢が広がります。バス乗務員は、自分にとって働きやすいスタイルでの運行が可能となります。具体的には、2024年10月からはネクタイの着用が個人の選択制となり、2022年7月からは制帽も気候に応じて自由に選ぶことができるようになりました。また、2025年2月には指定サングラスの着用が許可され、日差しの中でも安全運転をサポートします。
安全推進手当の支給
さらに、バス運行の安全を支えるため、2025年6月からは「安全推進手当」が支給されます。この手当は、バス乗務員が自身の健康管理を促進することを目的としており、日常の健康維持や自己管理に役立てることが期待されています。
健康で快適な環境作り
遠州鉄道は、乗務員が快適に働くことでサービス品質の向上や安全運行に寄与すると考えています。そのため、今後もさまざまな取り組みを続けていく方針です。バス乗務員の健康を支える環境作りは、乗客にとっても安心して利用できる交通サービスの実現に繋がります。
この新しい施策が実施されることで、遠鉄バスのスタッフがより快適に働けるようになるだけでなく、さらなる安全運行とサービス改善に寄与することを期待しましょう。