Udemyの学習スタイル
2025-07-07 14:24:06

ベネッセが発表したUdemyデータ分析から学ぶ社会人の学習スタイル

株式会社ベネッセコーポレーションは、米国Udemy社との10年間にわたる業務提携を記念し、学習データの分析結果を発表しました。これは、社会人向けのオンライン動画学習プラットフォーム「Udemy」の活用に関する重要な洞察を提供するものです。特に注意すべきは、学ぶ時間帯や内容で、夕方に多くの学習が行われている一方で、平日の朝6時から9時に取り組む人も少なくないという点です。

10年の歩みと変化


この10年、ベネッセはUdemyとの提携を通じて、日本国内でのオンライン学習の普及率を大幅に向上させてきました。特にコロナ禍の影響で在宅勤務が常態化し、学習スタイルや環境に多くの変化が訪れたことは事実です。「リスキリング」という言葉が広がりを見せる中、企業や自治体などでの教育も進み、現在では200万人以上が利用し、2,000以上の企業がサービスを採用しています。

学習スタイルの調査結果


調査の結果、個人向け「Udemy」では、プログラミング言語やWeb開発スキルが引き続き人気である一方、AWSのようなクラウドサービスや生成AI関連の学習ニーズが急速に高まっていることが確認されました。特に生成AIに関しては、検索ワードでも上位を占めるなど、今後の学習トピックとして重要視されています。

学習時間帯については、受講者の多くが夕方の4時から5時に学習を行い、日曜日には特に学習に励む傾向が見られました。一方で、平日の朝6時から9時に学ぶ人は、年間の学習日数が増加する傾向にあり、規則正しい生活が学習の習慣化に寄与しています。

学習の定着と講座購入の関係


「Udemy」では、検索や評価を行うことが学習日数に影響を与えることがわかりました。特に、講座を購入した後にその中の多くのレクチャーを受講し続けることが、次の講座を購入する前に必要不可欠であると分析されました。受講者が満足できる講座を選ぶことが学びの継続につながっているとも考えられます。

未来の学びに向けての展望


今後の学習ニーズは、特にAI関連がますます重要になるでしょう。社会のトレンドに合わせた教育がますます求められる中、生成AIの関連知識を求める動きが強まっています。そのため、今後学びたいテーマやスキルがどのように変わっていくのか注目されます。

ベネッセは、次の時代に向けた学びの提供を通じて、大人が新たな可能性を見つけられる社会の実現を目指しています。Udemyとのパートナーシップによって、最新の知識と技術を持つ人材を育成していく取り組みを続けることで、より充実した学びの環境を提供していきます。これからもデータに基づく学びの進化に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社ベネッセコーポレーション
住所
岡山県岡山市北区南方3-7-17
電話番号
086-225-1165

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