インパクト企業ガイダンス
2024-01-22 12:00:07
インパクト企業のための資本市場ガイダンス草案が発表、意見募集を開始
インパクト企業と資本市場の新しいガイダンス
インパクト企業が、事業の成長とポジティブな社会的・環境的インパクトを創出するための努力を投資家に伝える方法についてのガイダンス草案が、インパクトIPOワーキンググループによって発表されました。このガイダンスは、インパクト企業が未上場から上場、上場後に至るまでの情報開示と建設的な対話を促すことを目的としています。
インパクト企業の課題
近年、企業が各々の成長を目指す中で、社会的・環境的なインパクトをどのように測定し、報告するかは非常に重要なテーマとなっています。しかし、現状では、インパクト企業がどのようにしてそのインパクトを投資家に伝え、そしてオープンな対話を持つかについての基準が確立されていません。これにより、投資家側でもインパクト企業の価値を正当に評価することが困難な状況が続いています。
新たなガイダンスの目的
今回のガイダンスは、事業活動を行う企業、投資家、証券会社など、資本市場に関わる様々な関係者が共通の理解を持つことを目指しています。1000文字以上を超える5つの専門的なセッションを経て、インパクト企業が持続可能な価値向上を図る手法や実践例が議論されており、これを元にガイダンスが形成されました。草案は2024年の春に第一版を公開予定です。
意見募集とオンライン説明会
ガイダンスの草案への意見募集は、2024年1月22日から2月29日まで行われます。これに参加することで、関心ある方々がこのガイダンスをより実践的に活用できるように、意見を集めることを目的としているのです。意見はGoogleフォームまたはEメールで受け付けており、詳細は公式サイトで案内されています。
さらに、2月5日には、オンラインでの説明会も実施されます。この説明会では、本ガイダンスに関する具体的な説明が行われ、その模様はYouTubeでアーカイブ公開される予定です。
今後の展望
このガイダンスが発表されることで、インパクト企業や資本市場の関係者たちがより良い情報交換を築き、実践的な取り組みが増えることを期待しています。参加者が増えることで、インパクトの追求がより実現性のあるものとなり、長期的には社会全体に対する影響を拡大することが可能になるでしょう。今後の動きに目が離せません。
会社情報
- 会社名
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GSG国内諮問委員会
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