AIが行政業務を革新!
愛媛県砥部町は、株式会社WiseVineとの約7か月にわたる実証実験を通じて、行政業務の効率化と精度向上を実現しました。この実験は2025年8月にスタートし、予算編成や行政評価業務の改善、さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目指しました。今回はその成果を詳しく報告します。
実証実験とは
本実証実験では、自治体の事業立案や予算編成、行政評価業務に特化したAIサービス「WiseVine BnS事業立案+AI」に搭載されている二つの主要機能を検証しました。
1.
査定AI機能:過去の予算事業データを瞬時に分析し、人的エラーを自動的に検出します。これは単価ミスや単位ミスなど、目視では見逃されがちな問題の早期発見に役立ちました。
2.
特別交付税・財源マッチング機能:事業内容に応じた最適な財源をAIが提案し、申請漏れを抑制しました。
実験の成果
1. 業務の効率化と精度向上
実証実験結果、砥部町では予算査定業務において週約20時間の業務削減効果が確認されました。以前は全件に目を通し、2年分の過去データと照らし合わせる作業が大きな負担となっていましたが、AIの導入によりこのプロセスが格段に簡素化されました。
加えて、AIによるエラー自動検出も実施したことにより、行政事務の精度が向上し、特別交付税の申請漏れ抑制も見込まれています。
2. 導入・運用の簡便さ
本AIはプロンプト作成を必要としないため、低いハードルで業務に導入可能です。また、既存のシステムを改修することなく、CSVファイルをアップロードするだけで使い始められるため、自治体にとって非常に便利な選択肢となっています。
今後の展望
今回の実証実験の結果を受けて、砥部町ではさらなるAI機能の活用を検討しています。各部局への先行チェック体制の構築など、AI活用を前提とした効率的な予算要求を全庁的に進めることが重要です。このようにして、財源意識の向上を図り、今後の新規事業の立案を円滑に進めるための仕組みも考慮されるでしょう。
WiseVineについて
株式会社WiseVineは2018年に設立され、愛媛県松山市に本社を構える企業です。自治体向けの予算編成・経営管理システム「WiseVine Build & Scrap」の開発と提供を行っており、全国200以上の自治体と無償トライアルを実施しています。これからも行政業務の効率化に貢献することを目指して、サービスの改善と提供価値の向上に努めていく所存です。
詳細については公式サイトを訪れてください。
WiseVine公式サイト。