膝の健康を見つめ直す
2010-02-04 13:30:01

日本人の膝の健康を見つめ直す!現状と対策を探る調査結果

最近、株式会社アサヒコーポレーションが行った「ひざの健康に関する意識調査」の結果が発表され、日本人のひざに対する意識が大きな問題として浮かび上がりました。この調査では、全国の30代から50代の男女600名を対象に、ひざに対する健康意識や認知度を探りました。

調査の結果、驚くべきことに「体の中で最も健康に気を使う部分」という質問に対し、なんとわずか5.2%の人が“ひざ”を選択しました。これは多くの日本人が自分のひざの健康について関心を持っていないことを示しています。日常生活でのひざのトラブルは階段の上り下り、イスからの立ち座り、さらには正座をする際に多く見られますが、それでもなお多くの人が自分の問題と捉えていないのです。

ひざの痛みや違和感の主な原因とされているのは「変形性ひざ関節症」であり、実際に日本には約1000万人がこの病気に悩んでいると言われています。しかし、「変形性ひざ関節症を知っていますか?」という問いには75%以上が「知らない」と回答。さらに「ひざの痛みや違和感を感じたときの処置」においては、46.5%が「何もしない」と答えています。これは「どうしていいかわからない」という理由からで、多くの人がひざの痛みに対する理解が非常に低いという現状が明らかになりました。

中高年層になるとひざの痛みは増え、40代から50代の約半数がひざに関するトラブルを経験しています。中には「自然に治る」と考えている人もいますが、小野整形外科院長の小野直洋氏は「中高年の関節軟骨再生の方法は確立されておらず、年齢と共に自然治癒は困難」と指摘しています。軟骨の寿命は約50年で、30代から機能低下が始まるため、早めの予防意識が求められます。

実際には、普段の生活を少し見直すだけでひざへの負担を大きく変えることが可能です。調査によると、「ひざのトラブルを予防できる靴」を知っていると回答した人はわずか7.7%でしたが、「試してみたい」という興味を持つ人は62.8%以上にのぼります。これは、ひざの健康を守るためのアイデアを多くの人が必要としていることを示唆しています。

アサヒコーポレーションが提供する「アサヒメディカルウォーク」という靴は、ひざのトラブルを予防するために産学医の共同開発によって生まれたものです。SHM®機能で、膝関節の動きをコントロールし、安定した優しい歩き方を提供します。これにより、ひざへの負担を軽減し、多くの人々が日常生活を楽しむ手助けをしています。

今回の調査は、ひざの健康に対する理解の低さと予防の必要性を浮き彫りにしました。ひざの痛みを未然に防ぐためには、まず自身の健康状態を知ることが必要です。そして、正しい情報をもとに日常生活の見直しや、適切な靴を選ぶことが大切です。今後、多くの人が自身のひざの健康にもっと関心を持つことを期待しましょう。

会社情報

会社名
株式会社アサヒコーポレーション
住所
福岡県久留米市洗町一番地
電話番号
0942-37-1020

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