カスペルスキー、サイバーセキュリティ専門家育成へ注力!オンライン研修「xTraining」パートナー提供開始
株式会社カスペルスキーは、高度なサイバーセキュリティスキルを持つ専門家を育成するため、オンライン研修プログラム「Kaspersky Expert Training (xTraining)」のパートナー提供をスタートさせました。これにより、これまでクレジットカード決済が難しかった企業や組織も、この質の高い研修プログラムを導入できるようになります。
xTraining:進化するサイバー脅威への対策を強化
近年、企業を狙った標的型攻撃や高度なサイバー攻撃は増加の一途を辿っています。そうした脅威に効果的に対処するためには、最新の知識とスキルが不可欠です。xTrainingは、まさにそうしたニーズに応えるべく開発されたプログラムです。
カスペルスキーのグローバル調査分析チーム(GReAT)とグローバル緊急対応チーム(GERT)の豊富な経験と専門知識を結集したxTrainingは、インシデントレスポンスやデジタルフォレンジック、脅威ハンティングなど、実践的なスキル習得を重視したカリキュラムを提供しています。現在、11種類のコースが用意されており、それぞれに解説動画、仮想ラボ、演習問題などが含まれています。
多様な学習スタイルに対応、オンデマンド形式で柔軟な学習が可能
xTrainingは、受講者のペースに合わせて学習を進められるオンデマンド形式を採用しています。インターネット環境さえあれば、パソコンやタブレットから、いつでもどこでも学習できます。各コースの学習時間は約10~20時間と設定されており、章ごとのクイズで学習内容の理解度を確認することも可能です。さらに、不明点があれば、カスペルスキーのエキスパートに直接質問することもできます(英語)。
仮想ラボで実践的なスキルを習得
xTrainingの特徴として、仮想ラボ環境へのアクセス権も提供されている点が挙げられます。仮想ラボでは、実際の攻撃を再現したシナリオに基づいた実践的な演習を行うことができます。マルウェア解析やインシデント対応といった、実践経験を積むのが難しいスキルを効率的に習得できる環境が提供されています。
幅広い専門分野を網羅したコース内容
xTrainingでは、サイバーリスクマネジメント、脅威ハンティング、インシデントレスポンス、リバースエンジニアリングの4つのカテゴリーにわたるコースが用意されています。それぞれのコースは、経営層向けの基礎的な研修から、高度なマルウェア解析まで、幅広いスキルレベルに対応しています。例えば、インシデントレスポンスのコースでは、インシデント発生時の対応手順を詳細に学ぶことができます。また、リバースエンジニアリングのコースでは、マルウェア解析に不可欠なツールや技術を習得できます。
国際的な評価も高いxTraining
xTrainingは、すでに世界50カ国以上、3,000人以上の受講者を輩出しており、その質の高さが証明されています。特に、インターポールの捜査官からも高い評価を得ており、2023年には71人の捜査官がxTrainingを受講しました。
誰のための研修?
xTrainingは、企業や組織のITセキュリティ運用担当者、SOCアナリスト、セキュリティコンサルタント、マルウェアアナリスト、政府機関や研究機関のITセキュリティ担当者など、高度なサイバーセキュリティスキルを持つ専門家を対象としています。
まとめ
カスペルスキーのxTrainingは、進化するサイバー脅威への対策を強化するために不可欠な、実践的で質の高い研修プログラムです。パートナー提供開始により、より多くの企業や組織が導入しやすくなったことで、日本のサイバーセキュリティレベルの向上に大きく貢献すると期待されます。