イーベイ・ジャパンの越境ECレポート2026年第1四半期
イーベイ・ジャパンは、2026年第1四半期(1月〜3月)の越境ECに関する販売トレンドを発表しました。このレポートでは、日本のセラーから出品された商品の販売動向が示されています。ペースを増す越境EC市場においては、特に高価格帯商品の需要が高まっていることが明らかになっています。
越境EC市場の現状
不透明な経済環境の中で、出品アイテムの資産性や希少性に対する関心が寄せられています。特に「時計・パーツ&アクセサリー」や「コレクティブルズ」などの高価格帯商材が注目され、安定した需要を維持しています。これに伴い、取引額の成長率や検索状況にもこの傾向が反映されています。
時計・パーツ&アクセサリーカテゴリーの成長
「時計・パーツ&アクセサリー」カテゴリーは、3年半ぶりに成長率のトップ3にランクインしました。背景には、スイスからの関税緩和と円安の影響があり、売上が大幅に回復しています。このカテゴリーは、検索ワードの約41%を占め、特に「Rolex」「Omega」といったブランドが上位を占めています。一方、日本ブランドの時計も多くの検索順位を上げ、特に「grand seiko」、 「g shock」、 「seiko alpinist」などの人気が急上昇しています。
コレクティブルズカテゴリーの好調
次に「コレクティブルズ」カテゴリーですが、こちらも注目の市場です。トレーディングカード関連も検索ワード上位で約28%を占めており、特にポケモンカードが話題です。今年はその30周年ということもあり、人気キャラクターのカードの需要が急増しています。また、アニメやゲームをテーマにした商品の需要も高まっており、前年度比で大幅な成長を示しています。
スポーツトレーディングカード
特に注目されているのは、大谷翔平選手のサイン入りカードなど、スポーツ関連のトレーディングカードです。これに関しても国際的な需要が高まり、検索ワード「shohei ohtani」が3位にランクインするなど、注目を集めています。加えて、商品の真贋を確認しにくい越境ECにおいて、鑑定済みカードの需要も堅調に推移しています。
2026年第1四半期のカテゴリーランキング
取引額のトップ10は、2025年の年間ランキングと変わらず、人気のカテゴリーが継続して支持されていることが分かります。また、成長率ではトレーディングカードが前年同期比で二桁増を記録し、成長率1位となりました。市場全体として、時計・パーツ&アクセサリーも3年半ぶりにランクインし、今後の市場の成長に期待が寄せられています。
まとめ
イーベイ・ジャパンが発表した2026年第1四半期のデータは、越境EC市場の中でも特に高価格商品やコレクティブルズの人気が高まっていることを明確に示しています。これからの販売戦略を考える上で、有益な情報が盛り込まれています。今後も越境EC市場における新たなトレンドに注目していきたいところです。