開志専門職大学での新たな挑戦
新潟県に位置する開志専門職大学は、注目のニュースを発表しました。本学の客員教授である橋本真司氏が、2025年にサービス開始予定の『バイオハザード サバイバルユニット』のエグゼクティブプロデューサーを務めることが決定しました。
ゲームの新時代を切り開く
このゲームは、株式会社カプコンによる人気シリーズ「バイオハザード」をベースにしており、スマートフォンに特化したストラテジーゲームとしての新しい魅力を打ち出しています。不安定な現代社会において、プレイヤーがいかに効率的に資源を管理し、サバイバルを図っていくかが問われる内容となることでしょう。ゲームは単なる娯楽を超え、プレイヤーにリアルな意思決定の重要性を実感させることを目指しています。
橋本真司氏の豊富なキャリア
橋本真司氏は、長年にわたり「ファイナルファンタジー」シリーズに関与してきた実力派ゲームプロデューサーで、彼の経験が『バイオハザード サバイバルユニット』の開発に大いに貢献することは間違いありません。橋本氏は、2018年以降、スクウェア・エニックスで役員職を歴任し、2022年6月にはソニー・ミュージックエンタテインメントのシニアアドバイザーに就任しています。彼の知識と経験が、新しいゲームの出来を左右する重要な要素となります。
ゲームコース新設の影響
さらに注目すべきは、開志専門職大学が2026年4月に新設予定の「ゲームコース」です。このプログラムは、ゲーム制作に必要なスキルや知識を網羅しており、次世代のクリエイターを育成することを目指しています。特に、入門者向けゲームエンジンの「Roblox」や「Minecraft」を用いて基礎から学び始め、最終的には「Unity」や「Unreal Engine」などのプロ仕様のツールを使った開発体験へと進んでいく流れは、学生たちに実用的な技術を身につける良い機会です。
チーム制作によるクリエイティビティの強化
加えて、アニメ・マンガ学部とのコラボレーション授業も行われ、学生たちはチームでの制作体験を通じて、デジタル表現を横断的に学びます。このような協力的な環境は、彼らが持つクリエイティビティを広げるだけでなく、今後のゲーム業界で活躍するための強固な基盤を築くことになるでしょう。卒業後は、様々な職種へと進む道が用意されており、自身のキャリアデザインを自由に描くことが可能です。
開志専門職大学の使命
開志専門職大学は、2020年に新潟市で設立された新しい教育機関です。在学中には600時間を超える長期の企業内実習が実施され、少人数教育を受けることで、学生たちは成長可能性を最大限に引き出されています。その使命は、変化する社会で即戦力として活躍できるプロフェッショナル人材を育成することにあります。
NSGグループの取り組み
NSGグループとしては、教育事業に留まらず、福祉・医療、建設、不動産など多岐にわたる事業を通じて地域活性化を目指しています。それぞれの事業が相乗効果を生み出し、「世界一豊かで幸せなまち」を創造する役割を担っています。
今後も開志専門職大学と橋本真司氏のさらなる取り組みに注目です。新たなゲーム開発がもたらす波に、期待が高まるばかりです。