キッズデザイン協議会とiF DESIGN AWARD の新たな連携
日本の「キッズデザイン協議会」が、この度、ドイツの「iF International Forum Design GmbH」との連携協定を再度締結しました。この協定は世界的に権威のあるデザイン賞である「iF DESIGN AWARD」を通じて、子ども目線でのデザインを国際的に発信するための重要な一歩となります。
パートナーシップの目的
このパートナーシップは、両団体がそれぞれのデザインコンテストの質を向上させることを目指しています。具体的には、キッズデザイン賞受賞作品の国際的な評価機会を確保すると共に、次世代のデザイン力を育てることを重点にしています。
キッズデザイン賞について
「キッズデザイン賞」は、子ども目線での斬新なアイデアやデザインを評価する賞として、毎年開催されています。今年2025年の受賞作品受付は、3月3日から開始される予定です。特に、優れたデザインが子どもたちの生活を豊かにすることを目的としています。
特典内容
今回の連携により、キッズデザイン賞受賞作品には以下の特典が付与されます。
1.
応募登録費用の免除
キッズデザイン賞の受賞者は、「iF DESIGN AWARD 2026」に応募する際の登録費用(250ユーロから450ユーロ)が免除されます。これは、受賞作品が国際的に挑戦する機会を提供するための大変貴重な特典です。
2.
オンライン・プレセクションの免除
受賞作品が「iF DESIGN AWARD 2026」にエントリーする場合、一般公募のデジタル審査を免除され、格段に審査のハードルが下がります。これにより、ファイナリストとしてドイツでの最終審査に直接進むことができます。
連携イベントについて
さらに、連携に伴い、2025年4月8日(火)にオンライン説明会が開催されます。このイベントでは、iF日本オフィスの代表が連携内容について説明し、受賞者からの体験談が共有される予定です。事前登録は公式ウェブサイトから可能で、参加は無料です。
デザイン業界への影響
このような国際的な連携は、デザイン業界全体に新しい活力を与えることが期待されます。子ども視点のデザインが広く社会に認知され、さらには新たなデザインのトレンドを生み出す契機となるでしょう。子どもたちの生活をより良くするためのデザインは、未来の社会形成にも大きな影響を与えることが考えられます。
日本のデザインと国際的な基準との交流を深め、キッズデザイン賞が次第に国際的スケールで評価されることを期待します。この取り組みを通じて、キッズデザイン協議会は、今後も子どもたちに優しいデザインを推進していくことでしょう。
お問い合わせ先
詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください:
キッズデザイン協議会 及び
iF DESIGN AWARD にて情報が提供されています。